オミクロンは風邪じゃない 新型コロナに感染した医師の僕が経験したこと

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オミクロンは風邪じゃない 新型コロナに感染した医師の僕が経験したこと

オミクロンは風邪じゃない 新型コロナに感染した医師の僕が経験したこと
「オミクロン株は軽症である」

感染の実態を知らないまま、もしくは運良く無症状で乗り切った方の体験談を信じて、「オミクロン株にかかっても軽症で済むだろう」とたかをくくっている人は意外と多い。

かくいうぼくも、自分が感染するまで、コロナにかかっても”ただの風邪”で済むだろうと油断していた節がある。

不謹慎ながら、死ぬことはないだろう、と思っていた。

実際、コロナを発症して3週間が経過するが、いまだに倦怠感は強い。

元気なときの仕事のパフォーマンスと比較すると、半分くらいの仕事量でぐったりしてしまう状態だ。

幸い、ぼくの状態は医学的に軽症であり、いまは仕事に復帰しているが、感染して感じたことは「コロナは今までになかったタイプの辛さ」であるということ。これまでの風邪とは違うし、やはりかからない方が良い。

あくまでも個人の体験談なので、症例の一つとして参考にして欲しい。
【寄稿:大塚 篤司 ・近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授 / BuzzFeed Japan, Contributor / 近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授】

■寒気、だるさ 最初は気づかずに出勤
症状の出始めは倦怠感からはじまった。

仕事が終わった帰り道、いつも以上に疲れている自分に気がつく。

その頃、ちょうど学会の出張が続いており、「疲れがとれてないな」としか思わなかった。

夜間になりベッドに潜り込んだ後、寒気に襲われる。

ーー熱か?

そう思って体温を測るが36度台の平熱で異常なし。エアコンの効きすぎと判断し、結局その日はコロナを疑うことなく就寝した。

体の怠さは感じながらも、それ以外に何も症..

【日時】2022年07月30日 14:52
【ソース】BuzzFeed Japan

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