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「私の過ちのために…」飲酒運転で逮捕・契約解除→ポルトガル1部移籍の邦本宜裕が古巣ファンらに謝罪メッセージ
ポルトガル1部のカサ・ピアへの入団が決まった邦本。24歳にして4番目のプロクラブだ。(C)SOCCER DIGEST
「私の過ちのために…」飲酒運転で契約解除→ポルトガル移籍の邦本宜裕がようやく発した“謝罪の言葉”。韓国ファンはどう受け止めた?
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「いつか直接お別れと感謝の気持ちを伝えられたら」
ポルトガル1部のカサ・ピアACへの入団が決まった邦本宜裕が、あらためて公式インスタグラムを更新。前所属クラブである韓国Kリーグ1部・全北現代の関係者やファンに向けて謝罪メッセージを発した。
全北現代で前線の核として活躍していた日本人FWは、去る7月8日に飲酒運転の現行犯として地元警察に逮捕された。韓国プロサッカー連盟が暫定的に60日間の活動停止を言い渡すなか、13日になって全北現代は事の重大さを鑑み、邦本との契約解除を決定する。
あれからおよそ2週間が経った7月27日、無所属だった邦本の新天地が定まる。昨シーズンのポルトガル2部で2位に食い込んだ昇格クラブのカサ・ピアが、獲得に踏み切ったのだ。クラブの公式SNSでは邦本がクラブハウスを訪れ、契約書にサインする様子などがさっそく紹介されている。
入団発表を受けて、邦本は初めて全北現代に向けてお詫びのメッセージを掲載。英語とハングル語で「全北現代のファン、スポンサー、選手、クラブ関係者のみなさん」と書き出し、「2年半に及ぶ多くの支援にも関わらず、私の過ちによってシーズン半ばでチームを去ることになり、本当に申し訳ありません。いつか直接お別れと感謝の気持ちを伝えられたらと思います」と綴った。
そのうえで、カサ・ピアに対しては「もう一度フットボールができるこのような機会を与えてもらって感謝しています。最善を尽くします」と想いを寄せた。
邦本は全北現代の退団が決まったのち、インスタグラムに掲載されていた全北現代関連の投稿をすべて削除した。この行為が一部の韓国メディアやファンの反感を買っていたのだが……。今回の謝罪メッセージに対する、全北現代ファンをはじめとした韓国人フォロワーの反応は実にさまざまだ。
「どこに行ってもクニを応援しているよ」
「もうお酒を呑んで運転しちゃダメだぞ」
「全北のためにプレーしてくれてありがとう。君の実力なら欧州でも活躍できるよ!」
「残念な結果に終わったけど、健闘を祈ります」
「韓国人選手は絶対に真似をしてはいけない」
「悲しい別れだけど、君に幸運があらんことを」
「また韓国でプレーしてくれよな!」
「才気あふれるプレーが大好きだった。二度とファンを裏切るなよ!」
「全北のファンはみんなクニに感謝しているよ」
おおむね韓国人ファンからは、好意的なメッセージが多く寄せられている。
浦和レッズユースからアビスパ福岡を経て、韓国の慶州FC、全北現代、そしてポルトガルへと渡る24歳。ピッチ外でのトラブルが絶えずに退団を繰り返してきたが、今度こそ心を入れ替えて、初挑戦となる欧州の舞台で輝きを放てるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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