阪神・ケラーが甲子園でシート打撃登板、コロナ療養明け昇格へ着々　1軍で驚異の奪三振率17・25

　阪神のカイル・ケラーが28日、甲子園球場での1軍全体練習に参加しシート打撃に登板した。

　助っ人右腕は球団の一斉検査で15日に陽性が判明。療養期間が明けて26日に2軍でブルペン投球を再開していた。この日は打者4人と対戦し1四球を与えたものの安打性はゼロ。新戦力のロドリゲスからはカーブで空振り三振も奪った。

　今後は再び2軍本隊に合流して週末の2軍戦で実戦復帰し、結果と内容で再昇格が検討される模様。今季は開幕当初は調整遅れもあって結果を残せなかったが6月の再昇格後は好投を続け9試合連続で無失点を継続中。奪三振率は驚異の17・25と力を発揮しているだけに、早期の1軍復帰が待たれる。また、後半戦の2カード目となる巨人との3連戦に先発が予想されるウィルカーソンもシート打撃に登板した。