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【鶏泥棒】朝鮮通信使を40年研究 仲尾さん「江戸時代に隣国と対等な関係を築いた」に駐大阪韓国総領事表彰
1: 右大臣・大ちゃん之弼 ★ 2021/03/07(日) 18:35:31.04 ID:CAP_USER
朝鮮通信使を四十年にわたって研究し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」の登録に尽力した仲尾宏・京都芸術大客員教授(84)=大津市大石東=が一日、駐大阪韓国総領事表彰を受けた。
仲尾さんは、通信使がほとんど知られていなかった一九八〇年代から研究を始め、江戸時代に隣国と対等な関係を築いた通信使の重要性を説いた。二〇一七年の世界の記憶の登録時には、日本側の学術委員長を務め、長浜出身の儒学者雨森芳洲の関連資料など、日韓で全三百三十三点の登録を導いた。
表彰式は、大津市島の関の在日本大韓民国民団滋賀県地方本部であり、呉東一(オドンイル)副総領事が表彰状を手渡した。
仲尾さんは「日本と朝鮮半島の歴史は、素晴らしい通信使の時代もあったが、三十六年間の植民地時代もあった。日本の市民に歴史を知ってもらえるよう、まだまだ頑張りたい」と話した。
表彰式は三一独立運動の記念式典に合わせて開かれ、渡来人歴史館(大津市)館長の河炳俊(ハビョンジュン)さんも総領事表彰された。 (森田真奈子)
中日新聞 2021年3月7日 05時00分 (3月7日 16時10分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/213935?rct=shiga
呉副総領事(左)から表彰状を受け取る仲尾さん=大津市島の関の民団県地方本部で