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まさかの牛乳説も… 世界陸上で選手が飲んでいる紙パックの中身は何?
現在、熱戦が繰り広げられているオレゴン世界陸上で意外なことがネット上で話題を集めている。それは、選手がレース後や給水の際に飲んでいる紙パックの飲料。通常はペットボトルだが、見慣れない光景にネット上ではファンも興味津々となり、「中身がとても気になります」との声が……。いったい、中身は何か。「THE ANSWER」の現地取材で判明した。
今大会、一風変わった光景が話題を集めている。短距離で走り終えて息を切らした選手がケースから取り出したり、あるいはマラソンのレース中に選手が給水で受け取ったり、中継にたびたび映る場面で飲んでいる飲料が紙パックなのだ。これまで日本を含め、国際大会ではペットボトルが一般的だったが、様変わりしている。
ネット上では、大会開幕直後から「ペットボトルじゃなくて紙パックになってる」と注目したファンが少なくなく、「中身がとても気になります」「ドリンク何か気になる」と興味津々なファンが続出。冗談ではあるが、日本人が紙パックで思い出す牛乳説を唱える人もいた。
現地取材によると、中身はスポーツ飲料などではなく「水」。なぜ紙パックなのか、理由がある。今大会はSDGsの推進としてペットボトルの排除が進められ、報道陣には大会ロゴが入ったウォーターボトルが1人1本配られ、給水機で水を自由に汲むことができる。ペットボトルの飲料を買う必要がない。その取り組みの一環として、選手のドリンクもカナダの飲料メーカー「Flow Beverage」の紙パック飲料水が取り入れられている。
大会スポンサーではないため、ロゴは隠されているが、白の紙パックは要所で目についている。ネット上でも「すべての各大会が、こうなるといい」「サステナブル感」「日本もそうしないかい?」「世界はどんどん脱プラが進んでる」と好意的な声が上がっている。選手が飲んでいる紙パック1つから世界の脱プラスチックの動きが映し出されている。
THE ANSWER編集部2022.07.24
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