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阪神・矢野監督 前半戦「投打MVP」に野手「近本、中野」、投手は「青柳、岩崎」
◇セ・リーグ 阪神1―0DeNA(2022年7月24日 甲子園)
有言実行の「5割ターン」を決めた矢野監督は手応え十分に前半戦を振り返った。ガンケルを6回無失点、71球で交代させる攻めの継投。3連勝しなければ借金完済できなかったDeNA戦を、見事にスイープした。
「3、4月から考えたらここまで来られるというのは簡単に想像できるわけではなかった。絶対に5割にしたい試合で、こうやって勝ちきってくれたのはうれしい」
試合前には前半戦の「投打MVP」を問われ、野手では「近本、中野」と、上位打線を引っ張る快速コンビを指名。投手は「数字的にも1人で貯金10個ですから」と、11勝1敗のエース・青柳を迷わず選び「もう一人はやっぱり岩崎を」と守護神を加えた。
投打の主力が本来の働きを続けてくれれば、歴史的大逆転のドラマも夢物語ではない。