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韓国で「日本行きチケット争奪戦」が勃発…! いま「夏休みに日本に行きたい韓国人」が爆増している…!
本格的な夏休みが目前となっている韓国。韓国では日本のような盆休みはなく、多くの企業は7月最終週、8月の第1週目に分散して夏期休暇としている。
過去2年以上にわたって新型コロナによる規制で国内外の旅行は控えられていたが、5月以降、社会生活や海外の出入国における規制が大幅に緩和されたこともあり、旅行熱が一気に高まりそうな気配を見せている。
しかし、それでもまだ手放しで喜べない事情もありそうだ。
ある決済サービス会社が韓国の20~50代の男女1,000人を対象に海外旅行に関連した調査を行ったところ、回答者の80%が再び海外旅行をしたいと回答。その内の59%は1年以内の旅行を希望しており、さらにその半数は既に具体的な計画を立て、予約などをしているというものであった。
そして、希望する行き先としては「日本」がトップであり、それにベトナム、タイ、米国(ハワイを含む)、シンガポールと続いた。
「気軽に行ける」ということから東南アジア諸国が複数入っているものの、それらを抑えてやはり日本旅行への熱望と人気が強いことをうかがわせる。
チケットが争奪戦!
福岡が大人気
6月29日からはコロナ禍で途絶えていた金浦~羽田便が1週間に8便で再開、さらに第2の都市の釜山からも福岡、関空、札幌便が6月より順次、運航再開となった。
釜山から一番近い日本の都市である福岡便はほぼ満席の状態であるほか、関空便も格安チケットは争奪戦となっている。
釜山といえば、コロナ禍前は航空便だけなく、大型フェリーや高速船も就航するなど日韓両国が国内旅行の感覚で楽しめていたものの、空も海の便も閉ざされてしまったのである。
今回の動きには韓国在住の日本人はもちろんのこと、日本行きを待ち望んでいる韓国人たちからも歓迎ムードが高まっている。後編記事『韓国で「ウォン安」がヤバいことに…! 韓国人が「日本に行けない」、いま直面する「三重苦」の危ない現実! 』ではそんな韓国人たちの熱狂のウラで、水を差すような事態も起きている現実について紹介しよう。
田中 美蘭(ライター)
ヤフーニュース(現代ビジネス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/00405776060f7371497d1a0c6557b80a9aa5c918