タイで初めてサル痘が確認されたナイジェリア人男性(27歳)の行方が分からなくなっています。警察は、男性は既にプーケットを離れていると考えているようです。
サル痘が確認された男性は、2021年10月21日に2022年1月18日までが期限の教育ビザでバンコク・スワンナプーム空港からタイに入国。11月からは、プーケット県カトゥー区パトンにあるコンドミニアムに滞在していました。滞在期限の延長は行っておらず、現在はオーバーステイ中です。
ナイジェリア人男性の数日の記録
7月16日、男性は、皮膚と性器の水ぶくれの治療のためにバンコク病院プーケットを訪問。宿泊施設で自己検疫をするように言われました。
7月18日、 警察がパトンのコンドミニアムを訪ねましたたが男性は不在。
7月19日、病院が男性のサル痘感染を確認。 しかし男性との連絡は不可。
7月20日、男性がパトンプリンセスホテル にいることが判明。 男性はチェックアウト手続きをせずに、午後9時ごろに白いセダンに乗って行方不明になりました。
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男性は、サル痘の症状がでる2~3週間前にはパトンの娯楽施設を訪れており、国籍・身元不明の女性と危険なセックスをしたと伝えられています。また1週間前にはパトンの2つの娯楽施設を訪れました。最大142人が同時にそれらの施設におり、そのうち6人が発熱や痛みの症状を示しましたが、サル痘ウイルスは検出されていません。
ナイジェリア人男性が逃走した理由
逃走の理由はサル痘ウイルスではなく、オーバーステイの発覚を恐れたためと考えられています。
ナイジェリア人男性の場合は1年未満のオーバーステイですが、自らのオーバーステイを入国管理局に申し出ていないため、5年間のタイ入国禁止になると思われます。
タイランドハイパーリンクス
https://www.thaich.net/news/20220722qq.htm
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