阪神・ロドリゲスが代打２点適時二塁打で鮮烈デビュー「自分の仕事できた」２３日のスタメン決定

　「阪神６－３ＤｅＮＡ」（２２日、甲子園休場）

　阪神の新外国人、ロドリゲスがこの日、１軍登録され、代打で２点二塁打を放ち勝利に貢献。２３日・ＤｅＮＡ戦でのスタメン起用が決定した。

　３点リードの七回、１死一、三塁でコールされるとスタンドが沸いた。宮国に対してファウルで必死に粘り、最後は逆方向へ鋭くはじき返した。打球は右翼手の頭上を破り、走者が一気に生還した。

　お立ち台では「ちょっと今、蒸し暑いんですけど、自分の仕事をすることができて、初日にチームの勝利に貢献することがうれしかったです」と充実感を漂わせた。試合前には「パワーはもちろん、それだけじゃないことをしっかり出していきたい」と話していたが、言葉通り対応力を示した形だ。

　矢野監督はロドリゲスについて「すごく落ち着いてボールを見極めながら、状況も考えながら、中身のしっかりしたバッティングだった」と評価。後半戦の「ラッキーボーイ的存在」になることを期待した。明日の２３日・ＤｅＮＡ戦は「スタメンで行こうかなと思っています」と話した。