阪神・矢野監督「本人に聞いてくれよ!」佐藤輝明後逸、近本光司落球で終盤逆転負け

阪神・矢野監督「本人に聞いてくれよ!」佐藤輝明後逸、近本光司落球で終盤逆転負け

阪神・矢野監督「本人に聞いてくれよ!」佐藤輝明後逸、近本光司落球で終盤逆転負け

1: 名無しさん@恐縮です 2022/07/21(木) 00:09:44.40 ID:CAP_USER9
<広島5-3阪神>◇20日◇マツダスタジアム

 阪神がまさかの逆転負けを喫し、球団通算5500勝はお預けとなった。

     ◇    ◇    ◇

 怒りを通り越してあきれていたのだろうか。矢野監督は表情をゆがめた。試合後、球場から出てきた指揮官は、試合終盤に起こった守備の連続ミスについて問われた。防げたはずの失点だけに悔しい…。「そうやね」とポツリとこぼしたが、さらに質問をたたみかけられると「本人に聞いてくれよ!」と言い放った。論ずるに値せず。言外にそんな言葉がにじみ出ていた。

 目を疑うようなプレーが連発したのは2点リードで迎えた7回だ。1死一、二塁の場面。3番手浜地が小園に右前打を浴びると、右翼佐藤輝が打球へチャージするも、ボールをつかみ損ねてまさかの後逸。三塁をまわったところでストップしていた坂倉の生還を許し、1点差に迫られた。なおも1死一、二塁から磯村の打ち取った飛球を今度は、チーム屈指の名手である中堅近本が落球したのだ。

 悲鳴と歓声が交錯するマツダスタジアム。これで1死満塁のピンチを招き、羽月の二ゴロの間に同点に追いつかれた。続く野間には勝ち越しの右前適時打を許し、さらに菊池涼に右前打で5点目を失った。

 積極継投もこの日ばかりは裏目だった。指揮官は力投する先発西勇を7回無死一塁の場面でスイッチ。左腕渡辺がワンポイントで松山を遊飛に仕留めたが、その後にマウンドに上がった浜地が誤算だった。1/3回4安打3失点と打ち込まれて今季2敗目を喫した。

 成長著しい6年目右腕は前日19日に勝ちパターンの7回に投入されて3者凡退の結果を残していた。期待が大きいだけに矢野監督も「まだまだ経験の少ない投手だから、学んでいくような登板になったんじゃないのかな」と、成長の糧にしてくれと願うしかない。

 この日、マクブルーム、堂林らもコロナ陽性となり、ベンチ入り26人の枠も埋まらなかった広島に痛恨の逆転負け。借金1まであと少しのところで、借金3に逆戻りした。連勝も2でストップと波に乗れない。王手をかけていた球団通算5500勝もお預けで、順位も3位から4位に転落した。球宴まで残すは22日からのDeNA3連戦(甲子園)だけ。前半戦の貯金ターンは幻となったが、借金完済で勝負の後半戦を迎えたい。【桝井聡】

 ▽阪神井上ヘッドコーチ(7回に佐藤輝、近本が相次いで失策し)「うちの看板選手がポロポロやって、特に外野手がああいうミスやると致命傷だよね。失点につながるのは明らか。今後に生かすためのエラーでなかったとしたら、今日の1敗はすごく大きい。ふんどしを締め直すところは見せてくれないと困る」

 ○…西勇の7勝目がスルリと消えた。6回まで1失点で、7回の先頭坂倉に安打を許し2点リードで降板。ベンチで見守ったが、味方の失策もあり、チームは逆転負けした。渡米前に打率4割7分5厘と打たれていた秋山はチェンジアップで2打席連続二ゴロ併殺を奪うなど3打数無安打と仕事をさせなかった。矢野監督は「丁寧には投げていた」と粘りを評価。今季103イニングとなり、12年連続100イニング以上をクリアした。

日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/725ad9effd3eb67c445fb5bffd48abebf072aa19



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