阪神 岩崎優、淡々と球団日本人左腕29年ぶり20セーブ「まだまだ試合はありますし」

阪神 岩崎優、淡々と球団日本人左腕29年ぶり20セーブ「まだまだ試合はありますし」

阪神 岩崎優、淡々と球団日本人左腕29年ぶり20セーブ「まだまだ試合はありますし」

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<広島0-3阪神>◇19日◇マツダスタジアム
 阪神岩崎優投手(31)が、淡々と節目の数字に到達した。球団の日本人左腕では“たむじい”こと田村勤が93年に記録して以来、29年ぶりの20セーブに到達。「まだまだ試合はありますし、これからもひとつひとつ積み重ねられるように頑張ります」。当たり前のように抑え涼し気に言った。
 9回、4番手で登板。新加入の秋山、マクブルーム、坂倉を内野ゴロで料理。中軸料理を平然とやってのけるからこそ、守護神だ。今季13度目の完封リレーをわずか11球で締めた。
 質、量ともに充実のブルペン陣で、好調でも登板機会に恵まれない投手がいるのも事実。「今日も投げられない…」と思わず顔に出てしまう若手に、ある時、伝えたことがある。
 「気持ちはすごく分かる。でも、勝っている時は態度に出さないように。1人になってから、いくらでも考えたらいいんだ」
 中継ぎをしていれば、多くが通る道。スポットライトを浴びられない切なさも味わってきたからこそ、言える。プロ9年目、31歳。後輩たちにとって、精神的支柱としての役割も担う。
 矢野監督も熟練の背番号13をたたえた。「経験を武器にしながらね。体が疲れたり、研究される中で、どう対応していくか。年数重ねたところが引き出しになっている部分もある。これからも頑張ってもらわないと」。7戦連続0封で防御率も1・87まで良化。セーブ数もリーグトップの巨人大勢の25まで5差に迫った。次のターゲットは、球団日本人左腕で最多の26セーブを挙げた82年の山本和行超え。また冷静に、1つずつ積み重ねる。【中野椋】


岩崎20セーブも行ってたのか

岩崎、㊗️20セーブ到達!
おめでとう🎊  #hanshin


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