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【バ韓国】世界初の「少女像公園」、米国に造成される~日本の妨害に備え4年間秘密裏に進行
▲世界初「少女像公園」造成敷地に確定した米国フィラデルフィア・クィーンビレッジ地域郊外の公園。この中で背の低い造景樹の位置に少女像が建つ予定だ。フィラデルフィア少女像建設推進委
少女像を主題にした郊外公園が米国フィラデルフィアに造成される。これまで地球村のあちこちに少女像が建設されてきたが、少女像と共に「公園」が造成されるのは世界的に初めてだ。
2日(現地時間)、米国ペンシルバニア州フィラデルフィア市に居住中の韓国人僑胞(海外在住韓国人)で構成された少女像建設推進委員会(委員会)はフィラデルフィア市当局から「少女像公園建設計画」に対する原則的承認(conceptual approval)を先月10日受けたと明らかにした。
委員会がフィラデルフィア市中心部の「クィーンビレッジ」地域の郊外公園を少女像公園に脱皮させるため提出した公共芸術設置案(コンセプト デザイン)が最も重要な原則的承認過程を通過した。
今後、施工計画書評価と免許検査が残っているが、どちらも費用充当がカギである行政手続きなので、募金さえちゃんと受けられれば着工までは格別な困難はないと予想される。
これに先立って市当局は過去3年間、公園造成案に対して4~5個の関係当局が綿密に検討してきた結果、今回の原則的承認を下した。特に少女像公園は米国の独立を賛えるために造成されたフィラデルフィア「国立独立記念歴史公園」から1マイル(1.6km)程度しか離れていない市中心部に敷地を定め、より一層貴重な意味を加える。
▲フィラデルフィア クィーンビレッジに造成される「少女像公園」鳥瞰図。フィラデルフィア少女像建設推進委
委員会は去る2016年、アメリカ国内7号少女像である「フィラデルフィア少女像」を建設するための作業に着手した。初めは慰安婦キ・リム碑を設置しようという意見から始まって、後に少女像公園を作ってその中に少女像を建設しようという方に事業方向が調整された。
ただし、各国で日本の反対ロビーで少女像設置が難航してきただけに委員会は最大限政治色を排除したままフィラデルフィア市当局が公募する公共芸術設置プロジェクトに応募する方式の迂迴路を選択した。特に初期段階で事業計画が知られた場合、日本側の反対に直面する可能性があるという判断により対外広報を極度に自制してきたという。
チョ・シンジュ委員長はしかし、CBSノーカットニュースとの通話で「これまでこの事業のために2万 8千ドルの寄付を募金した僑胞に結果を知らせるのも礼儀なので、今回公開することになった」と説明した。今回の事業が現段階まで発展してきたのはひたすら少女像公園建設「実現」に焦点を合わせたフィラデルフィア海外同胞だけの独創的な戦略のおかげだ。
しかし、今回のハーバード大ラムザイヤー教授の波紋を通じて明らかになったように着工の時まで日本政府や日本政府の指図を受けたアメリカ国内の「日本の手先」の妨害工作がどんな方法でも介入する可能性もなくはない。
しかしこれに対してもチョ委員長は非常に自信をもって答えた。彼は「この事業を4年間、非公開で進めてきたのもそれなりの理由があったし、今になって知らせることもまた、それなりの理由があるから」としながら「日本が邪魔するにはこの事業がとても遠くにきたので座礁する可能性は全く心配しなくて良い」と強調した。
残りの行政手続きを通過するためには募金が必須だ。委員会は施工と竣工後の公園メンテナンスのためには36万ドル(4億ウォン)が必要とされると見ている。従って公園設立基金がどれほど速く募金されるかにより着工時期が変わる。
委員会は今年の年末着工を目標にしているという。
委員会は安定した事業推進のために米国と全世界の女性人権関連財団と団体の支持と後援を引き出す計画だ。
クォン・ミンチョル記者
ノーカットニュース(韓国語)
https://www.nocutnews.co.kr/news/5509088