あわせて読みたい
FIBAアジアカップが開幕! 日本はカザフスタンを100-68で破り白星スタート 渡邊21得点、河村&富永が躍動
https://basketballking.jp/wp-content/uploads/2022/07/713_jpn1-768×576.jpg
7月13日、インドネシアのジャカルタで開催している「FIBAアジアカップ2022」が大会2日目を迎え、男子日本代表(FIBAランキング38位)がカザフスタン代表(同68位)との大会初戦を迎えた。
富樫勇樹(千葉ジェッツ)、西田優大(シーホース三河)、渡邊雄太、吉井裕鷹、エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)というスターティング5で試合に臨んだ日本。序盤は西田の3ポイントや渡邊のダンクで得点を重ねて試合を優位に進めるも、中盤にターンオーバーから逆転を許すと以降は追いかける展開に。
それでも、エヴァンスが2度の3点プレーを決めるなどして点差を縮めると、終盤には河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)のアシストから西田がブザービーターで3ポイントを沈め、23-22と逆転して最初の10分間を終える。
続く第2クォーターは河村が司令塔として存在感を発揮。鋭いドライブからのキックアウトで渡邊の3ポイントをアシストすると、密集地帯への鋭いパスで得点のお膳立てや相手のファウルを誘発させていく。しかし、チームとしては相手のオフェンスに苦戦を強いられ、第1クォーター同様カザフスタンにリードを許す展開が続く。
日本は渡邊が得点とアシストでチームをけん引するなか、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)も3点プレーを成功させるなどしてカザフスタンを追走。しかし追いつくまでには至らず、45-48と3点ビハインドでハーフタイムへ。個人に注目すると、前半終了時点で渡邊が17得点、河村はわずか5分の出場で5アシストを記録した。
後半は互いに得点ペースがやや落ちるなか、第3クォーター中盤に冨樫がスティールからの3ポイントを決めて再逆転に成功。富樫は続け様に2本目の3ポイントも沈め、一気に点差を広げにかかる。ディフェンス面でも渡邊のブロックや河村スティールなどで相手に自由を許さず、河村のアシストから富永啓生(ネブラスカ大学)が3ポイントを決めるなど若い才能が共鳴する場面も。
その後も河村のスティール、富永の3ポイントで試合の主導権を譲り渡さないまま一気にリードを拡大。74-59と15点リードで最終クォーターへ。
最後の10分間も河村が攻守で存在感を発揮。日本は選手を交代しながらも、点差を詰めること許さないままゲームを進める。結局最後まで試合のペースを掴み続けた日本は、最終スコア100-68で大会白星スタートを決めた。
日本は渡邊がチームトップの21得点、エヴァンスが17得点9リバウンドで続き、西田が16得点、富永が13得点を記録。河村は13分の出場で8得点、さらにチームトップの8アシストをマークした。
【試合結果】
日本 100-68 カザフスタン(@ジャカルタ)
JPN|23|22|29|26|=100
KAZ|22|26|11 | 9 |=68