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【芸能】参院選特番が大好評!櫻井翔を奪い合うNHKと日テレの大号令
7月10日に投開票された参院選に合わせて、各テレビ局が選挙特番を放送した。その中でもNHK以外の民放局で平均視聴率1位を獲得したのが、「zero選挙2022」(日本テレビ系)だった。
「zero選挙2022」は9.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区・以下同)で、選挙特番の顔として池上彰氏が出演した「池上彰の参院選ライブ」(テレビ東京系)の7.1%に2%以上の差をつけての勝利となった。
「zero選挙2022」が圧倒的な人気を獲得した理由は、嵐の櫻井翔にあるという。
「民放の選挙特番ではタレントを起用するなどして視聴率を上げる努力をしていますが、櫻井の人気は圧倒的です。現に、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光がメインで出演した『選挙の日2022』(TBS系)は6.4%と惨敗する形となりました。『zero選挙2022』ではメインMCの有働由美子を櫻井がしっかりとサポートしながら番組をまとめました。進行の手腕も非常に高い評価を受けています」(民放局関係者)
キャスターとして着実に実績を上げている櫻井。その実力はNHKも注目しているという。
「NHKでは秋から来年の春に向けて、さまざまな新番組を制作するプロジェクトが進んでいます。これは、改革派として番組や事業の見直しを図ってきた前田晃伸NHK会長が2023年1月に任期満了で退任することが関係しています。前田氏は自分が辞める日までに、不人気番組の打ち切りと、国民が求めている新番組の制作を指示しているというのです。嵐のメンバーの番組を制作することも前田氏は求めているようで、なかでも櫻井をもっとも評価しているのだとか。現場の制作スタッフも、『キャスター櫻井翔』が活躍できる番組の企画をいくつも提案しているそうです」(前出・民放局関係者)
そんなNHKの動きを察知した日本テレビも、ジャニーズ事務所にさまざまな提案を行っているようだ。
「『news zero』の月曜キャスターを長く務めていますが、増枠も検討されているのだとか。現在は週明けの担当ですが、週末を迎える金曜の起用も候補。『news zero』は、今でこそ視聴率は安定して好調ですが、一時期は1ケタ台に低迷していました。その人気を引き上げたのは、メインMCの有働由美子でなく櫻井だと言われています。週に1度の出演でも番組のイメージアップにつながり、選挙特番でも活躍することで櫻井が視聴率を押し上げているというのです。また、櫻井が出ることでCMスポンサーからの受けもよく、NHKを牽制する意味でも、もっとキャスターとして櫻井を起用するプランを計画しているようです」(スポーツ紙記者)
櫻井と日本テレビの蜜月関係は、まだまだしばらく続きそうだ。
(渡邊伸明)