阪神 青柳晃洋が球団初の偉業「宇宙エースと呼ばれるぐらいに頑張りたい」2年連続最速10勝

阪神 青柳晃洋が球団初の偉業「宇宙エースと呼ばれるぐらいに頑張りたい」2年連続最速10勝

阪神 青柳晃洋が球団初の偉業「宇宙エースと呼ばれるぐらいに頑張りたい」2年連続最速10勝

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<阪神2-1中日>◇15日◇甲子園
 阪神青柳晃洋投手(28)が中日打線を6回1失点に抑え、両リーグ最速となる10勝目を挙げた。阪神では93年湯舟以来29年ぶりで、リーグ2年連続最速は球団初の快挙だ。今季は新型コロナウイルス感染で、開幕から3週間出遅れたが、自身7連勝で2ケタ勝利に到達。3連勝で開幕直後以来の借金3。DeNAを抜き、3位タイに浮上した。
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 青柳がその名を球史に残した。6回1失点で自身7連勝。2年連続での10勝を両リーグ一番乗りで決めた。球宴前10勝は球団では03年井川、ムーア以来19年ぶり。2年連続のリーグ最速での到達は球団初の快挙だ。「投げた試合は全部勝ちたいと思っている。甲子園で10勝目を挙げられたことがうれしい」と喜んだ。
 本調子ではなかったが、それで崩れる右腕ではない。「(調子は)全然よくなかった」と初回、いきなり先制点を奪われたが、1死一塁でビシエドを二ゴロ併殺で切り抜けた。3回2死二塁では再びビシエドを外角カットボールで空振り三振。この日の4奪三振で今季90個となりリーグトップに返り咲いた。「あそこは前に飛ばされたくなかった。(奪三振トップは)まったく意識してないですね。三振を取る投手じゃないので」と笑うが、今季はほしいところで三振を取れる。
 この日はアニメ製作会社「タツノコプロ」協賛のナイターで行われた。コラボとして青柳はSFアニメ「宇宙エース」と合体。主人公エースに投球フォームとやさしい笑顔が描かれた。「似てます。タツノコプロさんに描いてもらってすごい思い出になる。ガッチャマンだったりヤッターマンだったり作品もけっこうみているが、唯一分からないキャラだったのが、ちょっと悔しかったですね」。漫画、アニメ好きの青柳も65年にまだモノクロでアニメ化された57年前の作品は見る機会がなかった。
 防御率は6回1失点でも0・01悪化し1・37。勝利数、勝率、奪三振と4冠でまさに球界の「宇宙エース」だ。「それは今年だけの結果なので。引退した時に阪神のエースは青柳だと言ってもらえるくらい、宇宙エースと呼ばれるぐらいに頑張りたい」。チームは広島と並び6月20日以来の3位になり、2位巨人に0・5差と迫った。借金は3に減った。これからも青柳が虎党の頼れるヒーローとして白星を届ける。【石橋隆雄】
 ▽矢野監督(青柳の投球に)「今日の調子は悪いなという感じだったが、それでも1失点。ヤギの成長が見えた。粘れたのは成長だと思う」
 ▼青柳は開幕直前に新型コロナウイルス陽性となって出遅れ、初登板はチーム18試合目の4月15日巨人戦だった。開幕ローテーションに入っていなかった投手がセ・リーグの10勝一番乗りは、00年五十嵐(ヤクルト)以来。五十嵐は、すべて救援登板で10勝を挙げていた。最速10勝到達のセ投手の中で、過去に最も遅く先発登板したのは64年秋山(大洋)のチーム9試合目。秋山はそれまでに、救援で3試合に投げ1勝していた。セ10勝一番乗り投手のシーズン初登板が18試合目は、異例の遅さである。


【阪神】青柳晃洋が球団初の偉業「宇宙エースと呼ばれるぐらいに頑張りたい」2年連続最速10勝(日刊スポーツ)
#Yahooニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cc0a8d97dbff68bf51513a9d25bad4ad14d1598f 
6回1失点で防御率が悪化する男

タツノコプロナイターで青柳投手は宇宙エース。イラストは見たか。
 「見ました。タツノコプロの作品は結構見たつもりだったんですけど、唯一分からないキャラクターでした」
青柳晃洋投手、最高や!


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