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瀬戸大也、早大大学院進学を検討 パリ五輪「金」目指し、来春にも
https://www.sanspo.com/article/20220714-HAPGTNH6EZPLFAH4V4NZMT6KVM/
東京五輪競泳男子200メートル、400メートル個人メドレー代表の瀬戸大也(28)=TEAM DAIYA=が、早ければ来春にも早大大学院への進学を検討していることが14日、分かった。大学院での研究を競技にプラスし、2024年パリ五輪で金メダルを目指す。
瀬戸は17年に早大スポーツ科学部を卒業。大学院に進学した場合は、自身の過去、現在、未来のトレーニングをデータ化し、分析。最善の練習方法や休息のタイミング、ピーキングを導き出すことなどを研究テーマにする方針で、競技面へのプラス作用が期待できる。
200メートルと400メートルの個人メドレーに出場した昨夏の東京五輪はメダルを逃し、不完全燃焼に終わった。「一つのことをやり切った人生を送りたい」と覚悟を決め、今年3月から練習の拠点を東海大に移した。16年リオデジャネイロ五輪女子200メートル平泳ぎで金藤理絵さんを金メダルに導いた加藤健志ヘッドコーチの下、東海大の近くに引っ越し、学生に交じって泳ぎ込む日々を過ごす。
今年6月の世界選手権では400メートル個人メドレーで6位に沈んだが、その後の200メートル個人メドレーで銅メダルを獲得。一方、日本と若手が台頭する世界との差が広がっていることを痛感した。大学院進学で、自身の競技成績の向上に加え、若手選手の育成や水泳連盟の発展に貢献する選択肢も視野に入れる。
■瀬戸 大也(せと・だいや)
1994(平成6)年5月24日生まれ、28歳。埼玉・毛呂山町出身。埼玉栄高、早大出。世界選手権は男子400メートル個人メドレーで2013、15、19年金メダル。200メートル個人メドレーで19年金メダル、22年銅メダル。200メートルバタフライで19年銀メダル。16年リオデジャネイロ五輪は400メートル個人メドレーで銅メダル。17年に元飛び込み日本代表の馬淵優佳さんと結婚。2児のパパ。174センチ、75キロ。