あわせて読みたい
阪神 “A・ロッド”ロドリゲスが大逆転日本一の使者に、早ければ22日にも1軍合流か
大逆転日本一は任せろ! 阪神新外国人のアデルリン・ロドリゲス内野手(30=パドレス3A)が12日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。元オリックスでマイナー通算215本塁打の右の長距離砲は、ミラクル日本一の使者になることを宣言。22日からのDeNA3連戦(甲子園)にも1軍デビューする見込みだ。チームは巨人に完敗で17度目の完封負け。1日も早い合流で猛虎打線を目覚めさせてくれ!
◇ ◇ ◇
たくましいひげに、紺色のスーツをパリッと着こなした身長192センチ、95キロの大男が、さっそうと会見場に現れた。マイナー通算215本塁打を誇る右の長距離砲は開口一番、チームへの感謝と覚悟を口にした。
「阪神タイガースが、日本に戻ってくるチャンスを与えてくれ、非常に感謝しています。日本にまた戻ってくる機会をもらえる選手はそういない。全力を尽くして頑張ります」
20年はオリックスに在籍。「マンションが一緒だった」という虎の助っ人勢と交流があった。昨季限りで退団したスアレスやマルテからセ・リーグの野球も予習済み。6番一塁が有力視される新助っ人は、佐藤輝、大山らとの強力打線形成に、胸を躍らせた。
「タイガースは『すごくファンが熱心だ』と話を聞いていました。その中で自分も活躍できることはすごくうれしく思います」
会見を終えるとスーツから練習着に着替え、甲子園の室内練習場に向かった。チームメートや矢野監督ら談笑した後、打撃練習へ。フリー打撃ではセンター方向中心に42スイング。快音を響かせた。その後はグラウンドに出て、ショートダッシュなどで汗を流した。「少しずつ1日ずつ早く慣れて、いい状態に持っていきたい」と力を込めた。
家族の存在も大きなバックアップとなりそうだ。新型コロナウイルスが流行し始めた20年は、入国規制もあり、家族が来日できなかった。今回は夫人と双子の長男長女と次女の4人とともに入国。「自分がいる場所にみんながいてくれるのはすごく心強い」とパワーに変える。
14日までは甲子園で1軍練習に参加予定で、15日からは2軍に移動し、ウエスタン・リーグの中日3連戦(鳴尾浜)に出場する見込み。調整期間を経て、状態次第では、早ければ前半ラストカードとなる22日からのDeNA3連戦(甲子園)で1軍戦力に加わる可能性は十分にある。
「どこのチームにいても1勝を目指してやってきた。クライマックス(シリーズ)にしっかりと進出して、そこから優勝(日本一)を勝ち取りたい」。チームはナイターで17度目の完封負けを喫するなど、打線の底上げは急務の課題。新助っ人の打棒爆発が待ち遠しい。【古財稜明】
<一問一答>
-甲子園のイメージは
芝と土が合わさって、とてもきれいな球場だというところがすごく印象に残っています。そこで早く活躍できることを楽しみにしています。
-アピールポイントは
もちろんバッティングが大切だと思っていますが、守備も全力でやることが大切です。何か自分の仲間が困っていたり、アドバイスが必要な場合は、それを行っていくこともチームへの貢献になる。そういうところも含めて助けになりたいと思います」
-オリックス時代には7月に月間サヨナラ賞を受賞。チャンスに強いと期待していい?
多分、その試合は(コロナ禍を経て)一番初めに観客が来られる日(7月10日)だったと覚えています。ファンの人がいると、そうやって試合が盛り上がったので、またファンの方の前で活躍したいと思います。
-背番号は91
すごくうれしく思いますし、91番にふさわしい活躍をして、91番という名が残るようにしっかり活躍したいと思います。
-矢野監督は一塁での起用を明言しているが、一塁守備の自信は
はい、自信はあります。
-数字的な目標は
数字は特に(目標に)置いてないし、自分自身であまり数字を置くことはないです。これで止まってしまうっていうことがイヤなので。チームが勝てる試合を、すべてモノにできるような活躍をすれば、自分の数字も上がってくると思う。まずはチームの勝利に貢献したいなと思ってます。
-外国人争いを勝ち抜く自信はあるか
その部分に関しては監督だったり、首脳陣の方々が決めることだと思います。私が特に決められることではないので、まずはしっかりと自分の活躍をしたいと思います。組織の一員なので、何があろうが自分のやることを全うするだけなので、そういう意識です。
○…ロドリゲスは元同僚の広島秋山との切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。秋山とは今季パドレス傘下の3Aエルパソでチームメートだった。「一緒の仲間としてやっていたので、もちろん再会は楽しみ。2人がまた日本で活躍できることはすごくうれしく思います。2人で活躍したいですね」と笑顔をみせた。
○…矢野監督はロドリゲスに対し、実力で1軍昇格をつかむことを求めた。「こっちも枠空けて待っているわけじゃない。自分でチャンスをつかむような。調整といいながら勝負は始まっている」。15日の2軍中日戦(鳴尾浜)から出場する見込みで、実戦感覚を取り戻すだけでなく、結果も求めた。室内練習場ではロドリゲスの動きを見守り「顔見せ程度で、何がどうこうというのは何もない」と話すにとどめた。
【入団会見 一問一答】阪神・ロドリゲス「勝てる試合をモノにするような活躍を」 – サンスポ https://www.sanspo.com/article/20220713-47P2CIMRAFK45DCC4LXXTIT4RY/ … @SANSPOCOMより
おはようございます🙇情けない試合でしたね。ロドリゲス選手に期待しますか?個人的にはあまり期待してません。大山選手がファースト固定で良いと思うのは自分だけじゃないですよね。3位までは日替わりになりそうなので連勝しかない❗雨天中止も多そうですが応援頑張りましょう❗ pic.twitter.com/JWHZmFKXCj