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優勝しても飛び込まんといてや~ 5位好調のC大阪が道頓堀で横断幕掲示
優勝しても飛び込まんといてや~。現在5位と好調なC大阪がシーズン終盤の歓喜を予告するかのように、注意喚起の横断幕を掲げた。25年の関西万博開催も決まり、大阪の観光需要が一層高まる中で、抱える課題のひとつに道頓堀川への飛び込みがある。「大阪活性化事業実行委員会」(千田忠司代表理事)の呼びかけに、C大阪が協力。夏休み目前のこのタイミングで大阪ミナミの観光スポットで横断幕を掲示する運びとなった。森島社長は「サッカーと一緒でルールがしっかりある。こういう啓発活動はチームのできることなので一緒にやっていきたい」と説明した。
大阪出身の副将・西尾は「僕はなじみのあるところなので、こうやって自分が治安に役に立てることはすごくうれしい。こうした場所を設けていただいて感謝の気持ちがすごくあります」と自らの顔写真も掲載された約8メートルの横断幕を設置。期待の17歳北野も「中学生の時には遊びに来たりしていたので少しでも力になれたら。こういう機会をいただいて感謝しています」と話した。
道頓堀川ではプロ野球阪神の優勝時などでも飛び込みが繰り返され、社会問題として取り上げられている。C大阪は現在5位と、低迷が目立つ関西J1勢の中で唯一上位に位置につけている。首位・横浜Mをホームのヨドコウ桜スタジアムに迎える10日の次戦に勝てば優勝争いも見えてくる。「次のマリノスとの勝負はすごく大事な一戦。一丸となって勝ち点3を取ることができればより一層勢いが出て優勝争いにも食い込んでいける」と西尾は力を込めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/278aa0ea65e9757aab3fe4ce19bea5ea99a90c14