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【島根】「半数以上」が韓国からのゴミ、離島住民が大量の漂着ゴミに困惑…竹島の不法占拠で漁場を締め出された歴史も
島根県隠岐の島町久見地区の海岸で地元住民らが毎年、漂着ごみの清掃を続けている。久見地区の漁師は約70年前、韓国による竹島の不法占拠で漁場を締め出されたが、近年は高齢化する住民が主に韓国から来る大量のごみの処理に悩まされている。
【写真特集】海岸に漂着した大量の漂着ゴミ、外国語表記のゴミも
大量に流れ着いた漂着ゴミ
今年の一斉清掃は3日にあり、地区住民40人と隠岐の島署、隠岐海上保安署、税関、青年会議所と地区外の住民20人が参加した。久見漁港海岸周辺と吉浦野営場の3カ所に分かれ、計600メートルの海岸を清掃した。
ごみはロシア語表記の注射器や中国語表記のペットボトル、ハングル入りの漁具、生活ごみと流木が何層も重なり、一部は重機を入れて作業。3時間半で、1トン袋を113袋と大量の流木、漁網を集めた。住民によると、韓国からのごみが半数以上を占めたという。
46世帯96人の久見地区は高齢化が進み、近くの獣医師、角郁夫さん(69)は「集落の人が減り、ボランティアに助けられている」と感謝する。
集めたごみの回収費用は町負担だが、回収作業や重機の操作は奉仕が原則。ボランティアへの飲料代、重機の燃料代は自治会持ちで、地区の平均年齢が69歳という高齢化の中で物心両面の負担が続くだけに、八幡正道区長(70)は「つらい作業を無償でやっている。われわれだけの問題ではない」と複雑な心境を口にした。
ヤフーニュース(山陰中央新報)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9974b21524cb5e522164f5ac88aa36c55d2392b