ヤクルト激震…1軍14人がコロナ感染　高津監督「ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」

　セ・リーグの首位を独走するヤクルトに激震が走った。球団は9日、1軍で14人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。

　山田哲人内野手（29）と浜田太貴外野手（21）が8日に体調不良を訴え、PCR検査で新型コロナ感染が判明。首脳陣で高津臣吾監督（53）、石井弘寿投手コーチ（44）、選手では大ベテランの青木宣親外野手（40）のほか、高梨裕稔（31）、田口麗斗（26）、清水昇（25）の3投手、松本直樹（28）、内山壮真（20）の2捕手、奥村展征（27）、長岡秀樹（20）の2内野手、丸山和郁外野手（22）にスタッフ1人が9日の定期PCR検査で陽性判定を受けた。

　この影響で9日の阪神戦（神宮）は中止。球団によると、10日の同戦は通常通り実施する予定という。貯金26でマジック49と好調なチームにまさかのアクシデント。感染者が復帰するまで多数の主力に指揮官まで不在の状況で戦わなければならない緊急事態を迎えた。

　高津監督は球団を通じ「また皆がそろった時には素晴らしい戦いをする事をお約束します。このたびはファンの皆さまやたくさんの方々にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」とコメント。沈痛な思いをにじませた。

　また、2軍では8日に石山泰稚（33）と丸山翔大（23）の両投手、9日に川端慎吾内野手（34）とスタッフ1人の感染が判明。両日のイースタン・リーグ、DeNA戦（相石ひらつか）が中止になった。
中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/f70aa5455b3af42f2bce066a643f1028254bc6fb