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【芸能】中川翔子、スクショ呼びかけ 7月7日から侮辱罪厳罰化試行を受け
2022年7月7日、ネット上の誹謗中傷対策で『侮辱罪』の法定刑の上限を引き上げる規定が、施行されました。
これにより、新たに懲役刑と禁錮刑、罰金刑が加わり、SNSなどでの誹謗中傷といった、悪質な行為への対処がこれまで以上に厳しくなります。
同日、タレントの中川翔子さんはTwitterを更新し、『侮辱罪』の法定刑の上限を引き上げに関して言及しました。
過去に誹謗中傷被害にあった中川翔子
中川さんは、過去にSNS上での誹謗中傷被害に対して「しかるべき対処をする」と宣言し話題になりました。
「心あたりがあってももう遅い」 中川翔子の中傷への対応に「よくぞ言った」「応援します!」
自身も被害にあったからこそ、今回の法定刑の上限引き上げに関して、中川さんも思うところがあるのでしょう。
「警察に相談するためにスクショしておきましょう」と呼びかけた中川さんは、続けて「ずっとネット黎明期から無法地帯だったのが少しずつ動いた感じでしょうか」ともつづっています。
誹謗中傷は、一歩間違えれば、相手の命を奪いかねない言葉の暴力。
SNSの普及により、ネット上での誹謗中傷やいじめが社会問題化するなど、以前から対策強化が叫ばれてきました。
法定刑の上限引き上げ、また、中川さんの投稿は反響を呼び、多くのコメントが寄せられています。
・これまで誹謗中傷をしてきた人は、どんな気持ちなんだろう。
・いつ自分が被害にあうかは分からない。だからこそ、中川さんのいう通り、スクショを残しておくなど、最低限の自衛をしよう。
・やっと、世の中が変わってきているのを感じる。
最後に「リアルと同じようにマナーを守って楽しむまともな世界になってゆきますように」と願いをつづった、中川さん。
ネットを介したコミュニケーションは、お互いの顔が見えません。だからこそ、相手の気持ちや立場が想像しにくく、時に不用意な発言を招いてしまうこともあるでしょう。
しかし、顔は見えずとも、その言葉はどんな形であれ、届いているのです。
今回の法定刑の上限引き上げが、誹謗中傷の抑止力につながることを多くの人が願っています。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- @shoko55mmts