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【慰安婦問題】 少女像撤去を進める韓国の団体がベルリンの区長に送った意見書の中身…韓国社会が目を向けない真実の声
嘘と捏造と憎悪に味を占めた韓国社会が目を向けない真実の声
(ファンドビルダー:韓国コラムニスト)
(…省略)筆者は韓国人である。だからこそ断言するが、今日の日韓関係が最悪になったのは、韓国人の教養レベルによってもたらされた側面が大きい。教養がないため真実には関心がなく、ただ嘘と捏造に翻弄され、隣国の日本を憎悪することだけに熱を上げているということだ。
韓国の報道機関や多くの韓国人は、ドイツに建てられた慰安婦銅像の撤去を進言するために現地に向かった朱玉淳(チュ・オクスン)氏など、「慰安婦詐欺清算連帯」に所属する活動家に「極右団体」「親日極右」などの烙印を押している。友好的な韓日関係を構築するために活動する彼らに、事実上、ヘイトスピーチともいえる非難を浴びせているのだ。
真実を内包した彼らの主張や呼び掛けに、関心を持つ韓国メディアや韓国人はほとんどいない。既に韓国社会が嘘と捏造に埋没しているためだ。韓国社会では、時折、嘘と捏造の声の方が大きくなる。友好的な韓日関係を望む韓国の活動家の声は韓国内では非常に小さいが、その声には真実が含まれている。
以下の内容は、ベルリンのミッテ区に設置された慰安婦像の撤去を進言した、「慰安婦詐欺清算連帯」の意見書の全文である。もちろん、韓国メディアと多くの韓国人は、意見書の内容にはほとんど関心がない。だが、韓国社会が真実に目を向けず、嘘と捏造にだけ囚われるのならば、韓国は永遠に先進国にはなれないだろう。
【慰安婦像の撤去を進言する活動家が送った意見書の中身】
<ミッテ区庁長様に申し上げる意見書>
親愛なるミッテ区庁長様、こんにちは。
公務で昼夜お忙しい中、私たちの書簡文によって、大切なお時間を取らせてしまい、大変申し訳ありません。私たちは、韓国から来た歴史研究者で、社会運動家です。私たちは、ソウル鍾路区にある韓国駐在日本大使館の前の少女像周辺で、30年間も継続して開催されている正義記憶連帯の慰安婦運動に対抗して、2019年末から、水曜デモ中止と少女像撤去を要求する集会を開いている市民団体です。
私たちが、韓国から遠いドイツまで訪ねてきた理由は、これまでの慰安婦問題関連資料と慰安婦の証言などを綿密に検討した結果、正義記憶連帯とコリア協議会の慰安婦関連の主張はすべて偽りであり、彼らの主張により、大韓民国が嘘つき国家という烙印を押されてしまうという、不幸な事態に直面しているためです。
大韓民国では、1991年8月14日に、金学順(キム・ハクスン)という女性が日本軍の慰安婦として被害にあったと告白してからというもの、慰安婦問題では、日本軍が朝鮮の幼い少女たちを強制的に連行し、日常的に性暴力を振るい、性奴隷生活を強要し、さらには殺害もしたという、正義記憶連帯の主張が長い間、定説となってしまいました。
しかも、2011年12月14日には水曜デモ1000回を記念して、日本大使館の向かい側の歩道に、いわゆる「平和の少女像」を設置しました。この少女像を中心に数多くの人々が集まり、日本の戦争犯罪責任を叫んでいます。以後、この少女像は、国内に150個、海外に30個以上も設置されました。そのうちの一つが、ミッテ区の少女像です。
ミッテ区の少女像の台座には、「第2次世界大戦当時、アジア・太平洋全域で、日本軍が女性たちを性奴隷として強制的に連行した。このような戦争犯罪の再発を防ぐために、行動を起こす生存者の勇気に敬意を表わす」と刻んであります。
これは、これまで正義記憶連帯が主張してきた内容と同じです。しかも、この少女像設置を主導したコリア協議会は、慰安婦女性たちをホロコースト犠牲者と同一視し、日本軍に無惨に殺害された戦争犯罪の被害者であると宣伝しています。だが、このような正義記憶連帯とコリア協議会の主張は、事実とは程遠いものです。
(以下は省略)
【慰安婦がホロコースト犠牲者とは全く異なる理由】
【「平和の像」に込められた嘘と憎悪】