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今日7月7日は『七夕の日』
七夕伝説の天の川のイメージがあり、7月は河川愛護月間であることから。 世界遺産の日(和歌山県) 2005年3月に制定された「世界遺産条例」で定められた記念日。2004年のこの日、紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録された。 七瀬の日( 日本) 2005年から7月7日を「七瀬の日
65キロバイト (7,247 語) – 2022年7月6日 (水) 18:39
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「七夕(たなばた)」は、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が天の川(あまのがわ)を渡って年に一度だけ会うことができるという中国の伝説に由来する日である。
この伝説が奈良時代に日本に伝わり、日本に元々あった七夕信仰と結びついて年中行事としての「七夕」へと発展した。
織姫星(織女星:しょくじょせい)はこと座の1等星ベガ、彦星(牽牛星:けんぎゅうせい)はわし座の1等星アルタイルである。
なお、この二つの星に、はくちょう座の1等星デネブを加えた三つの星を結ぶと大きな三角形となり、「夏の大三角」と呼ばれる。
七夕の起源は、日本古来の豊作を祖霊に祈る祭(お盆)に、中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う乞巧奠きっこうでんや佛教の盂蘭盆会うらぼんえ(お盆)などが習合したものと考えられている。
古くは「七夕」を「棚機」や「棚幡」とも書いたが、現在でもお盆行事の一部でもあり、笹は精霊(しょうりょう:祖先の霊)が宿る依代(よりしろ)である。
短冊(たんざく)などを笹に飾る風習は、江戸時代から始まったもので、日本以外では見られない。