阪神 異例の“中継ぎ10人態勢”で前半戦「貯金大作戦」敢行「疲労分散できる」金村コーチ

阪神 異例の“中継ぎ10人態勢”で前半戦「貯金大作戦」敢行「疲労分散できる」金村コーチ

阪神 異例の“中継ぎ10人態勢”で前半戦「貯金大作戦」敢行「疲労分散できる」金村コーチ

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 阪神が異例のリリーフ10人態勢で、前半戦の“貯金大作戦”を敢行する。天候不良で広島戦が中止となった5日、アルカンタラがリフレッシュ休養を経て再昇格。1軍救援投手が1人増の10人となった。金村投手コーチは「矢野監督に配慮していただいて本当にありがたい。オールスターまではやっていく形になると思う」と説明。現在借金6で、前半残り17試合を12勝5敗でいけば貯金ターンが可能。超分厚いリリーフ陣で上位浮上を目指す作戦だ。
 金村コーチも「異例だよ」と目を丸くする特別措置だ。コーチに就任した16年当時は「6人とか7人でやってた」といい、「8人で『ありがとうございます』なんだけど。(ベンチ入りの)基本は野手17人、投手8人だと思う。有効に使わせていただきたい」と笑顔で話した。そもそも現在7人で救援陣を回す巨人や、同8人のヤクルト、中日に比べても1~2人多い9人態勢。それが今回、さらに多い10人を1軍登録。ベンチ入りは9人とし、ベンチ外の1人に休養を与えながら回していくプランだ。
 その分、野手は減るが、すべては必勝ポイントの比重を投手陣に置いた証しだ。特に前半戦残り17試合はすべて屋外試合で、酷暑によるダメージが懸念される。だが、今回の救援10人態勢で、8回湯浅や9回岩崎らの疲労考慮も含め、余裕をもったやりくりができる。金村コーチは「連投したら休ませて疲労を分散できる。2連投で休ませられるぐらいのメンバーがそろってる。何でもできる布陣になって、こちらとしたらやりがいがある」と説明。先発陣も序盤から飛ばし、早めにリリーフに託せるメリットもある。週明けには9連戦も控えるが「何の問題もない」と胸を張った。
 矢野監督も手応えを明かす。「ケラーもだいぶ状態が上がってきたし、それぞれが持ち場の中でよくやってくれている。(岩崎)優や湯浅の負担も軽くできる。連投した後でも戦力的にそんな下がらないような投手陣にはなってきた」。超分厚いリリーフ陣で前半ラストスパート。上位浮上を現実にする。【古財稜明】
 ▼セ6球団のリリーフ陣の登録人数(5日現在)
 ★7人=巨人
 ★8人=ヤクルト、中日
 ★9人=広島、DeNA
 ★10人=阪神


7/5の阪神要素

・マートン『近本は全方向にヒットを打つ力を持っている』
・アルカンタラが1軍昇格で中継ぎ総動員体制

これで中継ぎ投手が10人
福原コーチも『連投は避けたい』って話してるし、いよいよ全員が方程式に入る可能性が出てきた
夏場やからこそ、負担分散した投手力で勝ちに行く感じかな


@Hanshininfo どうせCSまで行ったらスクランブルになる。
今のうちに慣れさせとくものいいかも。


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