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【芸能】 明石家さんま「ショックやった…」数十年交流の“愛弟子”スタッフ急逝に悲痛告白
『女性自身』編集部
「さんまさんの番組を数多く担当したフジテレビの社員・Aさんが6月に自死してしまったそうなんです。いつも明るいさんまさんも動揺を隠しきれないようです……」(制作会社関係者)
テレビ局社員ながら番組制作を通して明石家さんま(67)の薫陶を受け続け、“愛弟子”といえる存在だったAさん。彼の急逝を多くのテレビマンが悼んでいる。
前出の制作会社関係者が語る。
「さんまさんは、どんなにやり手のテレビマンでも、人柄が信用できなければ決して仕事をしません。そんなさんまさんも、Aさんのことは新人時代からとてもかわいがっていました。付き合いは数十年に及ぶのではないでしょうか」
Aさんは、さんまとの“大喜利のような”打ち合わせでテレビマンとして鍛えられた思い出をインタビューで語ったこともある。フジテレビの王道バラエティを中心に、多岐にわたる才能を見せていた彼が、なぜ自死という道を選んでしまったのか。
「実は今年の春、新型コロナウイルスに感染しています。体調は回復したものの鬱の症状が出てしまったようで、仕事には復帰できないままとなってしまいました」(テレビ局関係者)
本誌はさんまにも話を聞いた。自宅から車で出てくると、言葉少なにこう答えた。
「長い付き合いのヤツや。もちろんショックやった……」
――今のお気持ちをお聞かせいただけないでしょうか。
「もうお花を贈っとる……それだけや」
芸能界では今年5月、上島竜兵さん(享年61)が自死し、日本中が悲しみに包まれた。
2年以上にわたって続くコロナ禍は、日本の自殺率にも大きな影響を及ぼしている。旭川医科大学と北海道大学の研究によれば、パンデミック期間の’20年4月から’21年12月までの日本の自殺者の総数は3万4千140人。このうち3千33人はコロナ禍がなければ死を選ばなかった可能性があるという。
精神科医の香山リカさんは、長引くコロナ禍で鬱とみられる中高年男性が増えていると語る。