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【韓国】 「勤労」という言葉は日帝残滓だから代わりに「労働」を使え?それでは北朝鮮労働党機関紙《勤労者》は?
▲#5月1日は#勤労者の日No#労働節YESキャンペーンのパネルをかかげる李洛淵(イ・ナギョン)民主党代表(左)と北朝鮮労働党中央委員会機関誌《勤労者》
共に民主党議員が「勤労者の日でなく労働節です!#労働節チャレンジ」と言っている。法律的には「勤労(クンロ)者の日」になっている5月1日を「労働節」と呼ぼうというキャンペーンだ。
なぜ変えようとするのか?その理由はこの「労働節チャレンジ」に参加した李洛淵(イ・ナギョン)民主党代表のフェイスブックの文によく現れている。
「勤労者の日でなく労働節です!#労働節チャレンジ」
イ・スジン議員様の指定を受けて参加することになりました。「勤労」は日帝強制占領期間から使われてきた用語で標準国語大辞典によれば「勤勉に働くこと」と定義されています。そのため国家主義的用語という指摘を受けています。私は「勤労」を「労動」という価値中立的用語に変えることがより良いというイ・スジン議員様の考えに同意します。
労働は「身体を動かして働くこと」と定義されます。5月1日が「労働節」であることを知らせて記憶するためにこのチャレンジを継続します。結局「日帝残滓清算」というが、「勤労=勤勉に働くこと」という言葉がなぜ国家主義的なのか、なぜ「勤労」より「労働=身体を使って働くこと」がより価値中立的な用語なのか理解出来ない。
しかし、その内心を推し量れないわけではない。本来、外国で労働節(メーデー)は1996年5月1日、米国シカゴで発生した8時間勤労要求デモが流血事態に広がったことを記念して制定された。その後、労働節は主に左派労働運動の象徴のようになった。従って我が国では李承晩(イ・スンマン)政権以来、右翼労働運動団体から出発した大韓国労総(現・韓国労総)創立記念日である3月10日を「勤労者の日」として記念してきた。
1994年以後、労働界の要求で「勤労者の日」は5月1日に変更されたが、名称は「勤労者の日」で残った。「勤労者の日」を「労働節」に変えることは過去の痕跡をきれいに消そうということだろう。
北朝鮮労働党中央委員会機関誌の名前が《勤労者》だ。1946年創刊以来、半月あるいは月刊の形態で出ている。
このチャレンジに参加する人は次の参加者3人を指定することになっている。「勤労」という言葉を「労働」に代えることがそんなに重要なことならば、このチャレンジに参加した民主党議員が次の参加者として朝鮮労働党総書記、金正恩(キム・ジョンウン)を呼び出すのはどうだろうか?
月刊朝鮮(韓国語)
https://monthly.chosun.com/client/Mdaily/daily_view.asp?Idx=11837&Newsnumb=20210211837