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【バ韓国】「対馬島は韓国の地」ツシマもナラも韓国語、東京は東のソウル…コラム「奪おうとして奪われる」
※テマド=「対馬島」の韓国語読み、以下「対馬島」。
「対馬島は、韓国の地」であることを明らかにする根拠は、「独島は日本の地」と強引に主張することより、比較にならないほど多い。
対馬島は、釜山から最短距離が49.5kmで、日本の福岡(134km)より遥かにに近い。1822年に編纂された『慶尚道邑誌』をはじめ、『三国接壌図』、『朝鮮八道地図原本』などは対馬島が釜山東莱(トンレ)府の付属島嶼として、地理的・歴史的・文献上にて、我々の地であることを明確にした。
さらに意味深い証言もある。対馬島の初代島主として崇められるソウシゲヒサ(宗重尚)と関連し、「元来、我が国のソン(宋)氏として対馬島に入って姓をジョン(宗)氏に変えて、代々島主になった」という記録(1740年刊行の『東莱[トンレ]府誌』)だ。対馬島の日本名である「ツシマ」の由来と相まって、深く推察できる証言だ。
全ての固有名詞にはそれなりの淵源がある。日本の場合も、「東のソウル」という意を持つトウキョウ(東京)、古代日本に渡った百済の遺民たちが「新しい国家」を建てるという決意を込めて名付けた「ナラ(奈良)」などジミョン(地名)の由来と意味が様々だ。
しかし、特に「ツシマ」については、はっきりとした由来を見つけることが出来なかった。「ツシマ」がどうして、そのように呼ばれることになったのか、日本の学者たちも答えを見つけられなかった謎を、快刀乱麻で解き明かした人は故ヤン・ジュドン東国(トングク)大教授だった。元は英文学者だったが、チャウン(借音)文字である郷札として使われた新羅時代の郷歌研究と解釈を、日本人学者たちが引き受けてきたことに憤慨し、郷歌研究に方向を変えた方だった。
ヤン教授は、「ツシマの意味は複雑ではない。韓国語の「トゥ(※二つdu)ソム(※島seom)」を日本式発音で表現しただけで、テマ(対馬)という漢字は何の意味も込められていない単純な借音だと、明確に説明した。この解釈は李承晩大統領が年頭会見で、「対馬島は上島及び下島の二島(トゥソム)となり…。」と言及したこととも脈が通じている。
由緒ある日本の都市「ナラ」と同じく、「ツシマ」も韓国語に由来しているからといって不思議なことはない。韓国の昔の祖先は、地名を外形的特性を生かして作ったケースが多かった。釜山の沖合にある一連の島々を、「ある時は五個で、時には六個に見える」と言って、「オリュクト(五六島)」と名付けたやり方だ。そこから遠くない島を同じ方式で、「トゥ ソム」と呼んだのが「ツシマ」に化けたというのが、ヤン教授の説明だ。
いずれにせよ、日本が実効支配している島であるわけだ。有史以来、韓国の領土であり、今も韓国が実効支配している独島に対して、日本がこれ以上逆らうことのないよう望む所以でもある。
領土紛争はややもすれば戦争につながることもある。去る2月24日にロシアがウクライナの領土に侵攻した事件。ロシアはドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を独立国として承認した後、2022年2月21日東部ウクライナのドンバス地域に軍隊を進駐させた。3日後の2月24日、ロシアは全面的な侵攻を開始した。その後、ウクライナの首都キーウをはじめ、ウクライナ全域にミサイルを発射した。
世界各国はロシアを糾弾して、ウクライナに兵器支援と人道的支援を行った。
ウクライナが、軍事強国であるロシアを相手に戦争をしたらゲームにならないという一般的な判断とは違い、よく持ち堪えている。欧州など、多くの国でウクライナを積極的に支援しているが、国を守ろうとする国民的熱意がなかったら、耐えることはできないだろう。
忠清タイムズ(韓国語)
http://www.cctimes.kr/news/articleView.html?idxno=710316