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中日・根尾、プロ初ホールド! 立浪監督もうなる「その辺はさすがだな」 今後は勝ち継投でも起用も
◇セ・リーグ 中日3-1阪神(2022年7月1日 バンテリンD)
中日の根尾昂投手(22)が1日の阪神戦で登板。
1-0の5回、2死一、二塁で5番手でマウンドに上がり、近本を三ゴロにしとめて、プロ初ホールドを挙げた。
近本は直前の打席で27試合連続安打を達成していたが、根尾はカウント1-1からの3球目に151キロの直球を投じて三ゴロ。
三塁・高橋周がダイビングキャッチする好捕にも助けられ、得点を与えなかった。
試合後、立浪監督はリードした場面で初登板した根尾について「もう、思い切って力勝負してこいと。打たれることは覚悟で。相手も近本選手ですから。四球で逃げるよりも、打たれて1点は構わない」とベンチで声を掛けたことを明かした。
それでも「ただ、あの場面でストライクが入らないということもなかったので、その辺はさすがだなと。高橋のファインプレーもありましたけど」と、ストライク先行で切り抜けた根尾の投手センスにうなった。
一方で、福や山本は四球を出したところが対照的。
同監督は「(山本は)先頭打者の四球を見て、続けば代えようと決めていた。きょうは、たまたまうまくいったかもしれませんが、山本であったり福であったり、先頭の四球は反省しないといけない。経験のない投手ではないので、もっと思い切って勝負してほしい」と反省を促した。
根尾の今後について指揮官は「今は山本だったり、調子の悪い投手もいますから。十分、今は1軍の戦力と考えてはいます」と勝ちパターンの継投もあり得ると示唆。
「どんどんストライクで勝負してくれる。ここまでは簡単に四球を出すことはなかった。そこは非常にかっています」と話していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1b1d9cca9690b4e4d7d6c345a8390a5a778bc4