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【ソウルフード】『さいたま・スタミナラーメン』
汗と埼玉愛がわき出すピリ辛ソウルフード、「スタミナラーメン」を今こそ知ってほしい – メシ通 汗と埼玉愛がわき出すピリ辛ソウルフード、「スタミナラーメン」を今こそ知ってほしい メシ通 (出典:メシ通) |
スタミナラーメンは、埼玉県さいたま市の北浦和駅近くに所在する中華料理店「娘々」(にゃんにゃん)、大宮駅近くの「漫々亭」(まんまんてい)や、その姉妹店で出されるラーメンの一品。
1970年代半ば、大宮市にある矢島商事が経営する、今はなき大宮駅西口前の「漫々亭」で誕生したメニュー。
ベースは一般的な細麺の醤油ラーメン。具に、豚の挽肉とニラ、玉ねぎなどを炒め、にんにく・生姜を効かせ、醤油と豆板醤で味付け、片栗粉でとろみをつけた辛味のあんかけをのせたラーメンとなっている。
あんかけは豆腐抜きの麻婆豆腐に似る。
元々は麻婆麺(マーボメン)から試行錯誤の末にできた一品である。
元々浦和市の娘々(1980年前)には、焼きそば・タンメンなどしかなかった。
しかし完成したスタミナラーメンの人気がテレビの紹介によって広まると、一気に看板メニューとなった。
その頃は浦和駅近くの中心街にあったほぼ常に行列ができる店と、北浦和駅東口の目抜き道路に面する店が、道路の拡幅工事などで移転、ここで働いていた従業員が暖簾分けをする形で、さいたま市内各地に新しい店が次々と誕生している。
比較的値段が安いため地域の中学生や高校生に人気があり、特に、北浦和駅にある二店(一店は平成20年7月31日で閉店)は県立浦和高校の通学路に位置し値段も安めとなっているため、同校生徒の利用は多い。
スタミナラーメン(通称:スタミナ)から派生したメニューに、同じあんかけがライスにのったスタカレー(スタミナカレーの略称が正式名となる)がある。
また、その進化形であんかけチャーハンなる裏メニューもある。店舗によっては、汁なしのスタミナラーメンを冷しスタミナと称して、メニューに加えている。
さいたま市観光国際協会が、さいたま市のソウルフード、B級グルメとして宣伝している。