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阪神・大山 柳撃ち2点打 6月月間29打点 バース、金本らに並んだ!球団6位
「阪神6-5中日」(26日、甲子園球場)
猛虎の歴史を彩る強打者たち。阪神・大山が、その中に自らの名を刻む一打を見せた。初回だ。1点を先制し、なお1死二、三塁。「先制点を取って、チーム全体の雰囲気も良かった。自分もいい流れの中で打席に入ることができた」と柳の直球を右前へ運ぶ2点打を放った。
好投手相手に、まずは序盤で流れを作る追加点。「コースに逆らうことなく、うまく打ち返すことができた」と大山自身も手応えを感じる打撃となった。
これで6月の月間打点は29打点。カークランド、バース、金本と並ぶ球団6位タイとし、6月は3試合を残して球団記録の今岡の33打点まで、あと4打点に迫った。
猛虎の6月の快進撃は、大山の復調を抜きでは語れない。これで6月は打率・356、10本塁打。田淵、真弓が持つ球団日本選手の月間本塁打記録11本まで1本。その1本で自身プロ通算100号にも到達する。
ただ、大山の視線の先にあるのは記録ではない。「(自身の)状態よりも、試合に勝てたことが一番大きい。追い越されて、全員で追いついて熊谷が決めて。このまま行きたい」と大山。チームの勝利につながる次の1本を求め続ける。