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【芸能】厚切りジェイソン、女子高生に特別授業「投資は歯磨きと同じ」
タレントの厚切りジェイソン(36歳)が6月26日、東京・池袋の豊島岡女子学園高校にて、投資に関する特別授業を行った。
著書「ジェイソン流お金の増やし方」(ぴあ)が「第15回 オリコン上半期“本”ランキング2022 BOOKランキング1位」を受賞し、7月で累計50万部(電子書籍を含む)突破するジェイソン。
高校では、この4月から2022年度高校家庭科(対象は1年生)にて新しい指導要領に基づいた「資産形成」の授業がスタート。そこで、ジェイソンが豊島岡女子学園の生徒を対象にリアル授業を行い、対象となる高校1年生を中心に約700名の生徒が参加した。
ジェイソンが舞台に登場すると大きな拍手で迎えられ、生徒の号令とともに授業を開始。「厚切りジェイソンを知っていますか?」と生徒に投げかけると、ほとんどの生徒が手を挙げ、学生からの人気が伺えた。
授業は「金融庁高校向け 金融経済教育指導教材」を基に、生徒への事前アンケートや自身の経験を踏まえながら、身近な具体例や日米での資産形成の違いなど、ジェイソンならではの視点も盛り込んだ形で展開。
「お金のことは一番人生に影響することではないかと思う」と話し、「誰もが金融リテラシーを持ち、ライフデザインすることが必要な時代になった。学生のうちから基礎知識をしっかり学んでほしい」と学生にエールを送った。
質疑応答のコーナーでは、「投資や貯金はいつから始めたら良いですか」という生徒からの質問に「今でしょ!」とユーモアも交えながら回答。「投資は歯磨きと同じ。将来虫歯にならないためにやっていること」と例え、地味ではあるが少しずつコツコツやっていくことの重要性を生徒に伝えた。
講義後に行われた報道陣向けの囲み取材では、初めてとなる高校での授業について、「緊張しました。授業といっても楽しく金融を学ぶことの大切さが伝えられればと工夫をしてみました」とコメント。
授業の準備にあたって参考にした金融庁の教材に関しては、「わかりやすかった。僕の本で特に伝えている『お金の大切さ』や『価値観』の部分が、資料のライフプランニングの部分に網羅されていて共感した。そのため、授業も感情が入れやすかった」と自身の考え方と共通点が多くあったと話しました。
著書「ジェイソン流お金の増やし方」が7月に50万部を突破する予定の中、今後については「お金は悪いものではなく、将来の選択肢を増やすものであると思っている。この本が多くの人の考えるきっかけになれれば」と話し、「これからも金融リテラシーの大切さを発信し続けていきたいと思います。以上!」とイベントを締めくくった。