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【韓国外相】強制動員問題 「緊張感とスピード感をもって解決策模索」
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は24日に出演したラジオ番組で、日本による植民地時代の強制動員被害者への賠償問題を巡り、韓国政府が解決策を模索するための作業を始めることに関連し「緊張感とスピード感をもって進める」との立場を示した。
韓国政府は賠償問題を巡り、政府関係者や専門家による官民合同の協議体を近く設置し、解決策を模索する方針だ。
朴氏は協議体について「当事者の意見に耳を傾ける。協議体発足後に実質的な問題をきちんと論議できるよう準備中だ」と説明した。
韓国側が問題解決を急ごうとしているのではないかとの指摘に対しては「全てのことにはタイミングというものがあり、準備が必要なので各界各層の意見をまとめ、石橋をたたいて渡るように進める」と強調した。
今月末にスペインで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と日本の岸田文雄首相の略式会談が開かれるかどうかについては、さまざまな可能性を念頭に準備していると述べた。
朴氏は「世界の平和と安定のために韓日がどのように協力できるか、こうした大きな枠の中で両国の協力がどのような意味を持つかについて良い対話が可能ではないかとみている」と期待を示した。
聯合ニュース
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220624004000882?section=politics/index