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これぞ“真のエース” エンゼルス・大谷翔平、自己最多13奪三振でリーグ3位の6勝目!今季最長8回&最多108球の力投
エンゼルス・大谷翔平(27)がロイヤルズ戦“2番・投手”で先発。自己最多の13奪三振、今季最長8回108球でアメリカン・リーグ3位に並ぶ6勝目を挙げた。
打率、本塁打とチーム2冠のM.トラウト(30)、今季13本塁打のJ.ウォルシュ(28)は休養日でスタメンを外れたエンゼルス。3番には前日、5打数無安打のL.レンヒーフォ(25)、4番には6月18日にメジャー昇格し、まだ無安打のD.マッキノン(27)を入れるオーダーを組んだ。
前日は延長戦により試合終了が午後11時を過ぎたことで、疲れの蓄積が心配される大谷。厳しい状況の“二刀流”は1回、いきなり連打で無死一、二塁のピンチを招くが3番B.ウィットJr(21)をスライダーで、5番H.ドージャー(30)はストレートで三振を奪い無失点に抑えた。1回で22球を投げウイニングショットのスプリットは1球も投げなかった。
2回からシフトチェンジして6番C・サンタナ(36)7番K・イズベル(25)8番E・リベラ(25)を全てスプリットで三振に打ち取り、前のイニングから4者連続三振と早くもギアを上げていった。3回も3人で抑えた大谷、序盤は打者11人に対し8人にストライク先行と優位なピッチング、球数を考えより長いイニングを投げようと組み立てた。
4回は3番・ウィットJr、4番MJ・メレンデス(21)5番H・ドージャーを3者連続三振と
この試合9個目の三振を奪った。5回もK・イズベルをカーブで10個目、大谷は1回のヒット以降1人のランナーも許さないピッチングを見せた。
打撃でも第1打席は四球、第2打席は3試合連続となるショート内野安打、そして、5回第3打席1死一塁の場面でも四球と3打席連続出塁でチャンスを作った。ここから1死満塁にすると4番D・マッキノン(27)がライトへ犠牲フライ、6月18日にメジャー昇格して初の4番でメジャー初打点、大谷に大きな先制点をプレゼントした。
6回1死から四球を与えたが2番A・べニンテンディ(27)をストレートでセカンド併殺打、大谷も派手なガッツポーズで雄たけびを挙げた。
“真のエース”の姿を見せた大谷、7回に入っても疲れを見せず4番MJ・メレンデスの4球目にはこの日最速の160キロをマーク、最後は128キロのカーブで11個目の三振、続く4番H・ドージャーにはスプリットで三振で自己最多タイとなる12個目、ここでも派手なガッツポーズと雄たけびを挙げた。
エンゼルスは7回裏、4番D・マッキノンのメジャー初タイムリーヒットなどで2点を追加し3対0とリードをひろげた。
今季最長となる8回のマウンドに立った大谷は圧巻のピッチング、8番N・ロペスからメジャー自己最多記録となる13個目の三振を奪った。前日はメジャー自己最多の8打点、翌日はメジャー自己最多の13奪三振と打って、投げて2日連続で自己新記録をマークした。
大谷は8回を投げ108球 被安打2 奪三振13 四死球0 失点0、打撃では2打数1安打2四球で打率.261となった。大谷はリーグ3位の6勝目、チームの連敗を2で止めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be5bad2585243919f60ddaa32d38f3130da1846e