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全米オープン 4位松山英樹、出場選手No.1スコア「65」を米記者称賛「マツヤマに拍手を!」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーの海外メジャー第3戦・全米オープン最終日が19日(日本時間20日)、米マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ(7254ヤード、パー70)で行われた。17位で出た松山英樹(LEXUS)は5バーディー、ボギーなしの65で回り、通算3アンダーの4位。2番では絶妙なアプローチを披露するなど猛追。大会4日間で全選手のベストスコアを叩き出し、米記者は「お見事なラウンドだ」と称賛した。
松山が戦い抜いた。2番パー3の第1打はグリーンを外し、ピンまで5ヤードの深いラフへ。アプローチを試みたが、わずか1ヤードしか飛ばずグリーン届かなかった。カラーから再アプローチ。これをねじ込み、ナイスパーで勢いに乗った。
海外メジャーの難コースでベストスコア65。米識者たちもツイッターで続々と反応した。米マサチューセッツ州地元ラジオ局「WBZ」のレポーターのジム・マッケイ氏は「マツヤマが最終ラウンドで65。たった25パットしか打たず、ここまで、この大会最高のスコアだ。信じられないような最終ラウンド」と大会4日間で全選手No.1のスコアに驚いた。
米ペンシルベニア州地元局「KDKA-TV」のスポーツディレクターのボブ・ポンピーニ氏も「ヒデキ・マツヤマが最終ラウンドで火を噴き65で3アンダーに……」などと投稿。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」のパット・フォード記者は、全選手が競技を終える前に「ヒデキはPGAでジャスティン・トーマスがやったことを試みた。好スコアを出し、リーダーがふらつき、彼が首位に入れないか待つことだ」と記し、大逆転劇を期待していた。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のコメンテーターのティム・ブランド氏は、「65マークのマツヤマに拍手を! Wow。セットアップと柔らかめのグリーンはロースコアを記録できることを意味する。お見事なラウンドだ」と興奮まじりにつづった。マシュー・フィッツパトリック(英国)が6アンダーで優勝。松山はメジャー2勝目には届かなかったが、最後の猛追が注目を集めていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7dc0903ac8b2d92340f0b702d39c6524de89826