【鳥谷敬】四球絡みの阪神4得点は偶然ではない 中野と佐藤輝の見極めがDeNA浜口を崩した

【鳥谷敬】四球絡みの阪神4得点は偶然ではない 中野と佐藤輝の見極めがDeNA浜口を崩した

【鳥谷敬】四球絡みの阪神4得点は偶然ではない 中野と佐藤輝の見極めがDeNA浜口を崩した

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 四球がもたらす影響力を再認識したゲームでした。1回は4番佐藤輝明選手が逆転2点二塁打、3回は5番大山選手が2ランを放っていますが、どちらも直前に価値ある四球が存在しています。四球が絡めば1点が複数得点になる。そんなセオリーを忘れてはいけない、ということです。

 この日のDeNA先発は浜口投手。時に制球に苦しむ傾向もある相手に対して、1回1死から2番中野選手が取った四球には大きな意味がありました。中野選手は本来、早いカウントから仕掛ける、四球が少ないタイプ。その中野選手が早速四球を奪った場面から、浜口投手は徐々にリズムを崩したように感じました。

 制球にやや難がある投手は特に、走者を背負うとよりコントロールを意識して、ボールが弱くなる傾向があります。そうなると当然、打者が痛打できる確率は高くなります。1回は四球の直後に3番近本選手、4番佐藤輝明選手の2連打で2得点。3回は佐藤輝明選手が2死から雑にならず四球を選んだ直後、大山選手の1発が飛び出しています。この流れは決して偶然ではなかったと考えます。

 この日は1回1死一塁フルカウントで一塁走者の中野選手がスタートを切り、近本選手の遊撃手の逆を突く左前打で一、三塁にしています。安打で出塁した走者と四球の走者を比較した場合、四球で出た走者はベンチも動かしやすいものです。ただでさえ、今の阪神には1、2、3番に走れる選手がそろっています。四球出塁の選手が今まで以上に増えれば、攻撃のバリエーションはますます幅広くなるはずです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d475da97c38d72eb3aae42c81a76cfeee2a865fe

5: 風吹けば名無し bak***** 3時間前
鳥谷さんは通算の四球数も上位に入っています
四球の重要性、選球眼の良さは現役時から発揮しておられました
それだからこそ、その言葉にも説得力があります

6: 風吹けば名無し toss 2時間前
楽天の西川遥輝は5月あたりから絶不調だが打率.223に対し出塁率が.366あるから不調でもスタメン落ちせず1番を任されてる(ちなみに阪神のレギュラークラスでこれ以上の出塁率はいない)
四球はチームの為だけではなく自分の成績の為でもあるから本当に重要だと思う
中野あたりにこの意識が出始めたら2番としてもっともっと繋がってくる


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