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「4年総額2億ドルなら支払う球団は多い」大谷翔平の去就問題に他球団も興味津々!エンジェルスが抱える“ジレンマ”とは?
事の発端は、現地時間6月14日、米メディア『The Athletic』ケン・ローゼンタール記者が「ある関係筋の情報」として、今季開幕前の春季キャンプ中に球団と交渉を行なっていたことを明かしたことだ。
同情報では、エンジェルスはマックス・シャーザー(ニューヨーク・メッツ)の4330万ドル(約58億5000万円)を超える過去最高の年俸を用意する予定があるものの、FA市場で提示されるような長期契約に対して、球団側はためらっているという内容だ。
米国中を騒がせたこの情報を受け、米紙『NEW YORK POST』は16日、「エンジェルスが抱えるショウヘイ・オオタニ問題」と銘打った記事を掲載した。あるライバル球団のGMのコメントに話を聞いたようで、「エンジェルスはオオタニと契約延長する必要がある。だけど彼と契約を交わすことによってチームは勝てなくなる」とジレンマを指摘していたと伝えたうえで、同紙はこう評した。
「エンジェルスはプレーオフ圏外であり、オオタニの給料を10倍に上げても、すでに投手など選手層が不足するチームのバランスがとれるわけではない」
またライバル球団の幹部は「彼に4年総額2億ドル(約268億円)程度であれば支払う球団は多くある」と考えており、「エンジェルスは30代に突入する彼を懸念している。オオタニが二刀流であることで、通常より早く体が壊れると思っているようだが、それは単なる推測だ」と話している。
果たして大谷は、“二刀流”として育ててくれたエンジェルスに留まる決断をするのだろうか。はたまた勝てる球団、もしくは条件の良い球団を選択するだろうか。MLBを席巻するサムライの去就に引き続き注目だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3937da9055491a39845acd289e7523dfb116886