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もう他のオレンジ飲めない!?「ブラッドオレンジジュース」
ブラッドオレンジは、オレンジの一種である。その名の通り、血のような色の果肉を持っており、幾つかの品種が存在する。 ブラッドオレンジは、平均的なオレンジと比べると果実が小ぶりである。他のオレンジと同様に、果皮の表面に小さなくぼみが見られる。果肉は、オレンジの仲間の中では特徴的な、紫がかった濃赤色をし
4キロバイト (470 語) – 2020年4月9日 (木) 13:01
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👉オレンジジュースで知られているブラッドオレンジ。
一般的なオレンジジュースと違い、さっぱりとした甘さで酸味が強く味が濃厚なのが特徴だ。
実はジュースのみならず、生食で食べることもおすすめである。
ブラッドオレンジは現在日本でも栽培されているオレンジだ。
ブラッドオレンジに含まれる色素成分「アントシアニン」は、ロドプシンの合成をサポートする働きがあり、分解されてもスムーズに再合成がおこなわれるので、視覚の健康維持に役立つと言われています。
◆産地
産地は主にイタリアとされ、ひと言にブラッドオレンジといっても「モロ種」「タロッコ種」「サングイネッロ種」の3種があり、それぞれ産地が異なります。
◇モロ種
シチリア島東部のカターニア地方原産とするモロ種は、もっとも赤みが強く、皮の部分にまで赤みがにじみ出ています。
◇タロッコ種
タロッコ種は、イタリアでもっともポピュラーなブラッドオレンジとされ、見た目は普通のオレンジとさほど変わりません。甘みが強く食べやすいことから、最近では日本国内でも栽培されるようになり、和歌山県や愛媛県ではこの品種を作る農家が増えているようです。
◇サングイネッロ種
そして、最後のサングイネッロ種ですが、こちらはスペイン原産で流通量が少ないことが特徴。見た目はモロ種と近く、赤さが際立ちます。
▶含まれる栄養素と効果効能
☆アントシアニン:視覚機能の維持
わたしたちは、目の網膜に存在している「ロドプシン」という成分が光を受けて脳に信号を送ることにより、ものが見えます。
このロドプシンは常に分解と合成を繰り返しているのですが、目を酷使したり歳を重ねたりすると、再合成が遅れ、視界がぼやけたりかすむ原因となってしまいます。
ブラッドオレンジに含まれる色素成分「アントシアニン」は、ロドプシンの合成をサポートする働きがあり、分解されてもスムーズに再合成がおこなわれるので、視覚の健康維持に役立つんですよ。
☆ビタミンC:美肌効果
お肌の大敵であるシワやたるみの原因のひとつに、コラーゲンの生成不足があります。コラーゲンはお肌の土台となり内側から支える役割があるのですが、このコラーゲンを生成するにはビタミンCが欠かせません。
☆葉酸:貧血対策
葉酸は別名「造血のビタミン」とも呼ばれるように、ビタミンB12とともに赤血球を作り出すときのサポートをする役割があります。
葉酸の摂取とともに、ビタミンB12や鉄分をしっかりと摂ることが、貧血対策につながります。