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武藤敬司、現役引退を表明「来年春までには引退します」
プロレスリング・ノアの武藤敬司(59)が12日、さいたまスーパーアリーナで現役引退を表明した。
この日は、同所でDDT、プロレスリング・ノア、東京女子、ガンバレ☆プロレスを運営するサイバーファイトが年に1度の祭典「サイバーファイトフェスティバル」を開催。第9試合終了後にリングに登場した武藤はマイクを持ちファンに報告した。
武藤は左股関節唇損傷から4か月ぶりの復帰戦となった5月21日の大田区総合体育館大会の試合後に「非常に悩んでいるな。正直さ、相手の技を受けるじゃなくて自分の技を仕掛ける時に痛みが走ったりするからよ。やっぱり気持ちが、気持ちが…落ちるよ。近々に報告することがあります」と意味深な言葉を残して去った。この発言を受け「武藤敬司」がツイッターのスポーツトレンド入りするなど報告の内容を巡ってSNS上では大きな反響を呼んでいた。
その後、6・12さいたまのリング上で「報告」を行うことが発表されていた。
◆武藤敬司(むとう・けいじ)1962年12月23日、山梨県富士吉田市生まれ。59歳。1984年4月、新日本プロレスに入門。同年10月4日、埼玉・越谷市体育館での蝶野正洋戦でデビュー。85年11月に米国へ武者修業し86年10月に凱旋帰国。88年1月から、二度目の海外遠征に出発し、グレート・ムタとしてWCWマットでトップヒールとして活躍する。90年4月に凱旋帰国すると、一気に新日本のトップに駆け上がる。2002年1月に新日本を退団し全日本プロレスへ移籍し社長に就任。2013年5月に全日本を退団。同年7月に新団体「WRESTLE―1」を設立する。2018年3月に両膝の人工関節設置手術を行い1年3か月にわたり長期欠場。2020年4月1日をもって「WRESTLE―1」は活動停止。2021年2月12日、ノアの日本武道館大会で潮崎豪を下しGHCヘビー級王座を初戴冠。翌日にノア入団を発表した。獲得した主なタイトルは、新日本のIWGPヘビー級、IWGPタッグ、全日本の3冠ヘビー級、世界タッグ、ノアのGHCヘビー級、GHCヘビー級タッグ。これは高山善廣に次ぐ史上2人目のメジャー3団体のシングル王座とタッグ王座を完全制覇となった。身長188センチ、体重110キロ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b96a08dedca50e0101bfae3e738c3efa4fdec76