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阪神・佐藤輝明 チームを勝たせる4番になる リーグ戦再開へ「得点圏で打てるように」
阪神・佐藤輝明内野手(23)が13日、デイリースポーツのインタビューに応じ、「4番」への思いを口にした。ヤクルト・村上、巨人・岡本和、DeNA・牧らに引けを取らない打線の軸となるため、「得点圏でしっかり打てるように」と決意。代名詞の本塁打も量産し、西武など活躍したGG佐藤氏の決めゼリフ「キモティー!!」を連呼する。
◇ ◇
-全65試合に出場して打率・275、13本塁打、38打点。ここまでを振り返って。
「ここ最近は打てていないというのもありますけど、まあまあ(英語で)so soって感じで(笑)」
-開幕4番で始まった。「あくまで4番目の打順」と強調していたが、難しさや責任感の芽生えなどは。
「チャンスでなかなか今も打てないというのはある。今後に向けてしっかり対策というか、何か変えないといけないです」
-4番として戦う中で、メンタル面で変わったなと思うことは。
「より、こう中心選手じゃないですけど、しっかり結果を残していかないといけないと去年より感じます」
-矢野監督からは4番として戦う姿勢も評価される。主力意識も強まっているのでは。
「どうなんですかね~。点を取らないとやっぱり勝てないので、打点を挙げたいなとはいつも思っている。もっと結果を出して、チームを勝たせられるようにしないと」
-得点圏打率は・230と苦しんでいるが、一番求める部分か。
「そうですね。得点圏でしっかり打てるように、やっていきたいです」
-村上、岡本和、牧ら、他球団の4番から刺激を受けている?
「強いチームにはそういう中心となる選手がいると思う。そういう選手に自分もなれるようにやっていきたい。チャンスでしっかり結果を残すというのは、見習うべき部分じゃないかと思います」
-交流戦最終カードでは復調の気配があった。11日にオリックス・吉田正から助言をもらい、試合で手応えを感じた部分は。
「藤井康コーチとの話の中で、吉田さんと僕は(4スタンス理論分類の)タイプが(B1で)一緒。どういう感覚で打っているのかなと。(助言を)取り入れながら徐々に良くなってきたのかなとは思っています。チャンスでしっかり打てたので、今後もしっかり続けていきたいなとは思っています」
-開幕から負けが込んだが、リーグ戦再開後も最初が大事になってくる。
「最初は大事ですけど。いつも通り、頑張りたいと思います」
-5日・日本ハム戦で「キモティー」と言った。西武などで活躍したGG佐藤氏のセリフだが。
「特に意味はないんですけど(笑)。一番最初に頭の中にキモティーって出てきたんで(笑)」
-本家はもっと打って、もっと使ってほしいと。
「キモティーってなったら使います!!」
-まさかの開幕9連敗スタート。モチベーションの維持も難しい時期だった。
「モチベーションどうこうというか、とにかく勝ちたいという、それだけでした」
-9連敗の後、自身の本塁打で勝利。
「すごくうれしかったですよね」
-13本塁打の中で一番印象的な一発は。
「ホームランは全部いいホームランなんですけど、マリンで(5月27日・ロッテ戦で益田から)打った九回の一発は、(0-0と)点を取れていない中で出た一発だったので、印象に残っています」
-空振りも少なくなり、ボールゾーンも追いかけなくなった。見極めや対応面の手応えは。
「そこは去年とはアプローチを変えてやっているところなので、そういう数字に表れているのかなとも思うんですけどね。やっぱり、その中でも甘い球を一発で仕留められるというのはもっとできるんじゃないかなと。そこが今後のポイントかな」
-1年目と比べて相手の攻め方も変わってきてると感じる?
「インコースが多いというのは去年と変わってないのかなと思いますけど。やっぱり交流戦の時は変わったりとか、試合によっては全然違う配球で攻めてきたりとか、それは試合中にアプローチを変えたりとかしたりしながらやってます」
-昨年は6試合連続安打が最長だったが、今年は10試合連続安打がここまでの最長。1本であっても、安打が出続けた時があった。オフから続けているアプローチの証拠?
「そうですね。ヒットは10試合連続とかあったと思う。それも大事ですけど、長打を打たないと話にならないんで。そこは、もっと増えてくるといいなと思いますけどね」
-オールスターのファン投票トップ得票が続く。選出された場合、交流が楽しみな選手は。
「たくさん投票していただいているというのは本当にうれしいですし、もちろん出たい気持ちは強いです。去年は牧がいなかったんで。今年は選ばれると思うんで。すごい成績を残していますし、あまりゆっくり話す機会も今までなかったんで、それは楽しみかなと思います」
-昨季は後半戦に苦戦。そうならないような技術や自信は付いていると感じるか。
「それはやってみないと分からないですけど。去年と同じ感じにはならないように、何とか頑張りたいとは思いますけどね」
-大山が6月に入って素晴らしい成績を残している。前を打っていて感じたことは?
「(相手投手が)今の大山さんに回したくないというのがあると思うので。その中でも、やっぱり自分への配球が多少は変わってきたのかなと思う」
-大山のように貢献するにはどのようなこと必要だと思うか。
「やっぱりチャンスで打つということですね。チャンスでしっかり打って点を取って試合に勝つのが理想だと思うので、そこは頑張りたい」
-確実性を大事にしてきた。手応えは?
「どうすかね、確実性…しっかり捉えて長打っていうのは、後半戦に頑張ります」
-掛布、金本ら、左打者が苦戦してきた甲子園。2年目で感じてる部分は。
「ホームランはなかなか出ないなというのは感じてます」
-内角攻めが多いから、甲子園向きの左翼へ流すホームランが打ちにくい?
「特に甲子園なんかはインコース攻めが多くなるので、内角とか狙ったりはしますけどね」
-内角でも負けじとホームランを狙うのか、コンパクトにヒットなど、意識は変わる?
「それはその時の調子次第で、狙えると思えば狙いますし、その時の感じですね」
-去年は甲子園で8発。何本打てばチームに貢献したと言えるか。
「10本くらい打てればいいかな~」
-西武戦では山川からバットをねだられていたが。
「あれは『バットを飾りたいからくれよ』って言われて。今のあの状況でバットを試すとかありえないと思うんで。まあまあ普通にお渡ししました(笑)」
-打撃練習中に監督、コーチらと話をしている場面がある。修正面については。
「見て気づいたことを言ってもらって、自分の中でかみ砕いてやっていかないとなと思ってやってます」
-肘の出し方、バットの出し方を言われてる?
「良かった時はもうちょっとこんな感じだったんじゃないか?ということを言われています。もう少ししっかり間を取って、自分のタイミングでってところですかね」
-自分的にも遅れてると感じていた?
「最近は遅れてるなって感じているので、そういうのも考えながらやっています」
-遅れているからこそ、直球を狙っていくのか、変化を狙うとか修正の仕方は。
「自分の間でボールを待ちたいなと」
-4日間試合がない。調整面で意識したいことは。
「バッティングの状態をもっと上げていけるように、しっかり練習して再開に向けて頑張りたいです!!」
【ブレないデイリー】今日の一面
阪神・佐藤輝 チームを勝たせる4番になる リーグ戦再開へ「得点圏で打てるように」
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ここぞという場面でぶっ飛ばしてほしい。
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