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【芸能】道枝駿佑主演『金田一少年の事件簿』視聴率ダウン… 日テレが読み違えたターゲットの“さじ加減”
「さじ加減をミスったのかもしれません」(キー局関係者)なんて指摘もある。
日本テレビ系日曜ドラマ「金田一少年の事件簿」の話だ。
ジャニーズ事務所の中でも人気急上昇中の道枝駿佑(19=なにわ男子)が主演。
4代目金田一少年の山田涼介(29=Hey!Say!JUMP)から8年ぶりの5代目と鳴り物入りで始まったものの、世帯視聴率は初回の7.8%から5日放送回は5.5%と下落傾向が続いている(数字はビデオリサーチ調べ=関東地区)。
「日テレ日曜ドラマといえば、前期の西島秀俊主演『真犯人フラグ』が全話平均で7.7%、最終回が12.4%だっただけに、さすがに物足りない数字ですね」(テレビ誌ライター)
一部で〈道枝の今後の俳優業に影響を及ぼすのでは〉なんて報じられる始末である。
「2018年10月期に放送された賀来賢人主演の『今日から俺は!!』が典型的ですが、日テレ日曜ドラマは中年世代にとってはどこか懐かしく、そして親に引きずられて視聴した子供世代には新鮮に映る作品がヒットしてきたわけです。『金田一少年』も、初代の堂本剛(1995~97年放送)を見た親は懐かしさで、そして子供は道枝や、共演の上白石萌歌目当てでというところを狙ったのでしょうが……」(前出のテレビ誌ライター)
フタを開けてみれば、パッとしない結果。
この枠は日曜夜10時半からという放送時間もあり、数字を稼いできたのは「今日俺!!」しかり、19年放送の「3年A組─今から皆さんは、人質です─」や「あなたの番です」、そして一昨年の「極主夫道」など、やや大人向けのドラマが目立つ。
「ところが、『金田一少年』は内容的には子供っぽいミステリーで、道枝も大人が見るに堪えるほどの演技力とはまだ思えません。まず大人に見てもらい、そこから子供に一緒に見てもらうという“王道”から外れているような気がします」(前出のキー局関係者)
あまりにお子さま向けに寄りすぎている。その辺のさじ加減を「金田一少年」はミスったのではないか、というわけだ。
言われてみれば、確かに「3年A組」の主演は菅田将暉(29)、「あな番」は原田知世(54)と田中圭(37)、「極主夫道」は玉木宏(42)、そして「真犯人フラグ」の西島秀俊(51)と、いずれも演技力には定評がある。
もちろん、さじ加減の責任は制作サイドにあるわけで、これで道枝の俳優業に悪影響が出たら、悲惨だ。
次の7月期は、永瀬廉(23=King&Prince)主演の「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」。嫌な予感がしてくる!?
https://news.yahoo.co.jp/articles/b45b3e1f398c329fa2d96f3c09baedafb1aa3955