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阪神 近本光司が今季6度目の猛打賞「どれだけ出塁して、どんだけ走るか」セ1位73安打
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス1-6阪神>◇10日◇京セラドーム大阪
阪神3番の近本光司外野手(27)が今季6度目の猛打賞で勝利に貢献した。
初回2死から先発山崎福の真っすぐを捉えて、右翼フェンス直撃の二塁打。大山の適時打で生還し2試合連続完封負け中だったチームを勢いづけた。3回も右前打で出塁。6回にもファウルで粘り、内野安打で出た。「1、2、3(番)でどれだけ出塁して、どんだけ走るかが、4番5番につながる。良い状態の大山に、いかにランナーためる状況作るかだと思うので」。つなぎの3番として役割を果たしている。
2年連続の最多安打へ順調だ。73安打はリーグトップ。2位の同僚中野と巨人丸に5本差に離した。143試合換算すると166安打ペースで、今年も狙うタイトルへ視界良好だ。矢野監督も「いろいろ自分で考えてやっている選手なんで。そういうのが結果として出ている」と信頼を強調した。【三宅ひとみ】