ブラジルに日本の“スピード系”FWは通用せず…それでもあった収穫は?

ブラジルに日本の“スピード系”FWは通用せず…それでもあった収穫は?

ブラジルに日本の“スピード系”FWは通用せず…それでもあった収穫は?

1: 名無しさん@恐縮です 2022/06/09(木) 07:52:43.45 ID:CAP_USER9
「サッカー王国」ブラジルとの13度目の対戦は、ネイマールのPKによる決勝点で0-1と敗れた(通算2分け11敗)。これで06年ドイツW杯から親善試合やコンフェデレーションズカップを含めてブラジルには6連敗だ。

 ドイツW杯のグループリーグは、玉田圭司のゴールで先制しながら4失点で逆転負け。その後も0-4、0-3、0-4と大敗が続き、17年11月、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の自宅があるフランス・リールでの親善試合でも1-3と敗れた。直近4試合でネイマールに8ゴールを許し、今回の試合でも決勝点を献上。まさに“日本キラー”と言える。

 ただ、これまでの大敗はいずれも前半20分までに失点してゲームプランが崩れていた。それを考えると、開始2分、ルーカス・パケタのシュートが左ポストを痛打したものの失点しなかったことが、その後の善戦につながった。

 そして収穫と課題である。これまでの大敗では課題ばかりが浮き彫りになったが、今回の対戦ではカタールW杯に向けて好材料も発見できた。

 森保一監督は、かねてからブラジル戦は「ベストメンバーで行く」ことを明言していた。パラグアイ戦からGKは権田修一が復帰し、冨安健洋が不在のCBは谷口彰悟に代わって板倉滉が起用された。両サイドバックは、菅原由勢が負傷離脱したため左に中山雄太、右に長友佑都をコンバートした。

前田大然は苦戦
 中盤の3人は鎌田大地に代わって田中碧が復帰(7日に守田英正はケガのためチームを離脱)。前線は右に最終予選でチームを牽引した伊東純也、CFは負傷から復帰した古橋亨梧、そして左は不動の南野拓実というメンバーだった。

 古橋に関して森保監督は、大迫勇也の代役というよりは、しばらく代表を離れていたのでコンディションも含めてプレーを見たかったのだろう。そしてブラジル相手ということで、森保監督は古橋と交代で前田大然を選択した。カウンター狙いのため“スピード系”の選手をチョイスしたのは当然と言える。

 大迫の代役なら裏への飛び出しだけでなくポストプレーもできる上田綺世もいるが、森保監督の頭の中に上田という選択肢はなかったようだ。

 しかしながら、日本が誇る“スピードスター”が持ち味を存分に発揮したかというと、答えは「ノー」である。伊東は何度か右サイドからクロスを入れたものの、相手を振り切ってのクロスではなかった。その原因はブラジルがDFラインを低く設定し、伊東が抜け出すスペースを巧妙に消していたからだ。このため長友や原口元気らも、スペースではなく伊東の足元にパスを出すしかなかった。

本気を出したブラジル
 同様に左サイドの南野も、カットインしてもCBとボランチの3人がかりのマークに潰されていた。南野はサイドアタッカーというよりは、センター(ゼロトップ)かトップ下で生きる選手ではないだろうか。そろそろ彼をサイドで固定する起用法を再考すべきだろう。古橋も裏へ抜け出る動きは見せたが、ブラジルの屈強な2CBの素早い対応によりスピード勝負で負けていた。

 さらに日本の“ジョーカー”と言える三笘薫も、ファーストプレーでは相手をかわせても、2度目以降はCBから右SBにスライドしたエデル・ミリトンに特長を読まれ、抜きにかかった瞬間に身体をぶつけられて弾き飛ばされていた。さすがレアル・マドリードのレギュラーCBと感心するほどの対応力の速さである。

 これは結果論であるが、伊東や古橋ら“スピード系”が通用しないからこそ、上田という起用法もあったのではないだろうか。かつて横浜フリューゲルスや柏レイソルでプレーしたブラジル代表のセザール・サンパイオ分析コーチは、「とりわけ遠藤(航)はバランスが取れているし、南野は技術が高く、伊東はスピードがある」と評していた。そうした日本のストロングポイントをきっちり消しにきたあたりも、ブラジルのW杯にかける本気度が伝わってきた。

ブラジルを驚かせた長友

全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfb33db339e8333be823a7bbc64db82d1086709d



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