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“ジェンダーレスなスクール水着”登場 男女同じデザインで体型の違いが目立たないよう工夫
スポーツ用品などを手掛けるフットマークが、男女デザインが同じジェンダーレス水着「男女共用セパレーツ水着」を発表しました。今年度に3校が導入予定としています。小売希望価格は6380円~6820円。
男女共用セパレーツ水着は上下が分かれたセパレーツ型。上着は紫外線対策にもなる長袖で、ボトムスは体のラインが出にくいハーフパンツとなっています。身体的な違いが表れる部位(胸、腰、お尻など)はゆったりしたシルエットになるよう素材を変え、パターンを微調整して体型の違いが目立たないデザインにしているといいます。
パッドを入れられる仕様が必要な生徒には、パッドが差し込めるポケットをつけているものの、裏地を黒にしてパッと見て分からないような仕上げに。またパンツはインナーパンツ付きで、体に密着しない生地を使用、左右に抜け穴を付けて水中で膨らみにくくくしています。
フットマークは開発の背景について、学校現場においても「ジェンダーレス」の動きが注目され、制服を自由に選べるなどの取り組みが進む一方、スクール水着は性差による違いが露わになるようなものが多いのが現状と説明。他社でも体型を隠す水着は販売されているものの、男女で兼用できる上下セット水着はなかったため、ジェンダーレス水着を開発したと述べています。
「この水着を着ることで水着に対する不安を払拭し、水泳授業に前向きに取り組めるお手伝いができればと願っております」(フットマーク)
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