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井上尚弥が圧勝!ドネアに2回KOで勝利 日本人初の3団体統一王者に!!!
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◇7日 ボクシング WBA・IBF・WBC世界バンタム級王座統一戦(さいたま市・さいたまスーパーアリーナ)
WBA・IBF統一王者の井上尚弥(29)=大橋=がWBC王者のノニト・ドネア(39)=フィリピン=に2回KOで勝利し、日本人初の3団体統一王者となった。WBAは7度目、IBFは5度目の防衛。
この日の午前中に「今夜は歴史的な日に。必ず3団体統一王者に」と自身のツイッターに意気込みを記した通り、日本のボクシング史に新たな1ページを加えた。自らが持つ日本人世界戦連勝記録を18に伸ばす勝利で、3団体のベルトを同時に手にした。
因縁のリマッチだった。世界5階級制覇という輝かしい実績を誇るドネアとは、2019年11月にも対戦。2ラウンドに左フックで右眼窩(がんか)底骨折の重傷を負った。それでも11ラウンドに左ボディーでダウンを奪うなどした結果、判定勝ち。12ラウンドの死闘は世界中のメディアから年間最高試合とされた。
2年7カ月の時を経て、同じ地で再び拳を交えた。「13ラウンド目からの戦い」と位置付けたが、この間にドネアは昨年5月にWBCのベルトを手にし、同12月には防衛にも成功していた。39歳にして衰えを見せない“フィリピンの閃光(せんこう)”は難敵といえた。それでも井上尚は強かった。さらに進化し、仕上がりも「100点」と完璧だった。「ドラマ・イン・サイタマ2」も主役の座は譲らなかった。
4団体統一に王手をかけた。最後の一つ、WBOのベルトが、モンスターの次のターゲットとなる。
【日時】2022年06月07日 21:28
【ソース】中日スポーツ