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【芸能】8.6秒バズーカー・はまやねん、大炎上した『反日疑惑』騒動を回顧… 炎上の影響で「確実にテレビに出づらくなった」と告白
8.6秒バズーカー・はまやねん、大炎上した「反日疑惑」騒動を回顧
かつて「ラッスンゴレライ」のリズムネタで一世を風靡したお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」のはまやねんが、5月31日に配信されたインタビュー系YouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」の動画に出演。
大ブレイクで最高月収500万円となった絶頂から炎上騒動による転落、意外な現在の状況などについて告白した。
8.6秒バズーカーは赤いシャツとサングラスがトレードマークだが、はまやねんはニットキャップ&マスク姿で登場。
テレビ出演時以外はサングラスもかけていないそうで、つぶらな瞳があらわになっている。
はまやねんは現在32歳の芸歴9年で、同期にEXITの兼近大樹や3時のヒロイン・ゆめっちらがいる。
中学の同級生だったタナカシングルと2014年4月にコンビを結成し、同年末には早くも「ラッスンゴレライ」でブレイクした。
「ラッスンゴレライ」は、吉本総合芸能学院(NSC)時代に誕生したフレーズ。
翌日の授業で披露する1分間のネタを用意しなければならず、深夜にふたりで考え込んでいた時にタナカが急に手を叩きながら「ラッスンゴレライ」と言い出したそうだ。
はまやねんは翌日のネタ見せを乗り切りたい一心で「もうこれでいいやん」と妥協し、30分ほどでネタとして完成させたという。
ちなみに、はまやねんが「ラッスンゴレライって何なん?」と尋ねると、タナカは「俺もわからんけど」と返答したそうだ。
8.6秒バズーカーは「ラッスンゴレライ」を武器に若手芸人の登竜門『おもしろ荘』(日本テレビ系)などに出演し、ネットでもブームになったことで人気に火がつき、大ブレイクした当時は月収が500万円に達したという。
そのころは「1日に22本仕事があった」というほどの殺人的スケジュールで、睡眠時間は「3時間寝られたらいいかな」という状況だったと振り返っている。
ところが、2016年の後半から徐々に仕事が減少。
さらに、ネット上で「8.6は広島への原爆投下の日付」「ラッスンゴレライは落寸号令雷という爆弾投下の号令」「ネタ中の『ちょっと待って』はB29爆撃機の機名『chotto matte(チョットマッテ)』に由来」といった“こじつけ”的な憶測が流れ、大炎上によって「反日芸人」のレッテルを張られたことが追い打ちをかけた。
「NHK出禁」のウワサも
はまやねんは大学時代に2ちゃんねるまとめサイトをよく見ていて、そうしたサイトで扱われる政治ネタについて「わけもわからず調子に乗ってSNSでつぶやいていた」とのことで、その書き込みがネットで拡散されてしまったことも火に油を注いだようだ。
当時はネットのデマや誹謗中傷への対応方法が確立されておらず、事務所から「静観しろ」と言われていたこともあって沈黙を続けていたが、そのせいで「気づいたころには手がつけられないくらい広まっていた」という。
はまやねんは実力不足だったことも認めつつ、炎上の影響で「確実にテレビに出づらくなった」と告白。
「NHK出禁になった」というウワサも耳にしたという。
現在はキッチンカーでサンドイッチなどを販売する事業を展開し、月収が90万円に達しそうなほど好調だという。
お笑いは「たまにコンビで劇場に出る程度」という状態だそうだが、相方とも連絡を取り合うなどコンビ仲はいいようだ。
しかし、キッチンカーの話題を取り上げた記事に「反日芸人が売ってるサンドイッチを買う人の気が知れない」といったコメントがつくなど、いまだに炎上騒動の影響は尾を引いているという。
もし事務所が「静観しろ」と指示せず、現在のようにタレントを守るためにデマや中傷に毅然と立ち向かっていたら、彼らは違った未来を歩んでいたのかも……。
8.6秒バズーカーがたどったブレイクから大炎上までの軌跡は、ネットの影響力や問題点を考える上での貴重なサンプルとなりそうだ。
https://www.cyzo.com/2022/06/post_311527_entry.html
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