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《「すき家」が方針転換》パート女性の“ワンオペ”突然死を受け「6月30日までに全店で朝帯のワンオペを廃止する」と発表
《「すき家」が方針転換》パート女性の“ワンオペ”突然死を受け「6月30日までに全店で朝帯のワンオペを廃止する」と発表
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2022年1月17日午前5時すぎ、愛知県名古屋市にある牛丼チェーン店「すき家」で、パート女性の山田加奈子さん(仮名・58)が、1人で店舗を切り盛りする”“ワンオペ”勤務中に倒れ、3時間放置された後、死亡していたことが「文春オンライン」の取材でわかった。加奈子さんの夫である直樹さん(仮名・46)が取材に応え、「妻の死」の詳細を明らかにした
取材班が「すき家」に問い合わせをすると、5月25日、事実関係を認めたうえで、「山田さんがお亡くなりになる直前の労働時間は法定の労働時間内であり、過剰な無理をされていた事実はない」などと回答があった。そして、その4日後、再び「すき家」から連絡があり、「本件を受け、すき家の経営方針として、本年6月30日までに全店の朝帯(5時~9時)で複数勤務とすることを決定しました」と“朝帯のワンオペ”を廃止するとの文章が届いたのだった。
■ワンオペ中に倒れ、3時間以上発見されなかった加奈子さん
直樹さんによると、その日、加奈子さんは体調不良を訴えていたものの、急に休んで他の店員に迷惑をかけることを嫌がり、無理やり「すき家」に出勤したという。「21時から『すき家』に行って働き、その後、深夜に自宅から15キロ以上離れた港区の別の店舗に車で移動し、助っ人としてワンオペで働いていたようです。妻が倒れたのは17日の午前5時すぎだったと聞いています」
店の防犯カメラには、厨房で倒れる加奈子さんの姿が映っていたという。転倒の際、加奈子さんは後頭部を強打したため、酷い出血があった。しかし不幸なことに、加奈子さんが倒れた厨房は、店の入り口や客席..
【日時】2022年06月01日 14:32
【ソース】文春オンライン