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日本ハム・清宮は今季が“覚醒”のタイムリミット?高卒長距離砲のほとんどが5年目までに20HR
出場634試合での達成は、高卒野手では秋山幸二氏、清原和博氏に次ぐ歴代3位のスピード達成だった。
岡本和といえば智弁学園高時代に通算73本塁打を放ち、2014年ドラフト1位で巨人に入団。4年目の18年に33本塁打をマークし、今や押しも押されもせぬ巨人の4番に座る。
翻って日本ハムの清宮幸太郎(23)だ。今季が入団5年目。歴代最多となる高校通算111本塁打を放ち、“超高校級”の看板を引っ提げ17年ドラフトで7球団競合の末に入団したが、3年目までに230試合出場しながら、キャリアハイはシーズン7本塁打。昨季は一軍未出場に終わった。
そこへ新庄監督が就任し、積極的に起用。近頃は野村や万波とともにクリーンアップを任せながら、時に「あんなミスしてたら一生、上に上がっていけない」などと厳しい言葉も織り交ぜて成長を促している。
清宮はここまでチームで3番目に多い45試合に出場。5月28日の巨人戦では1試合2本塁打を放つなどリーグ7位タイの6号をマークしている。一方で打率.226、39三振と確実性には欠け、5月31日の広島戦では、1点を追う九回2死一、二塁で代打で登場するも、二ゴロ。5年目での覚醒があるのかないのか、球団やファンをヤキモキさせているのが実情だ。
いずれにしろ、今年が今後の野球人生を左右するシーズンになるのではないか。
通算2081安打の評論家・山崎裕之氏がこう言う。
「高卒5年目になれば体が出来上がってくるし、野球に対する姿勢や考え方も固まる。勝負勘も身についてくるので、素質があれば5年目までには自然と結果が出てくるものです。逆に、どんなに身体能力が優れていても、素質や勝負勘がなかったら結果が出ない。それで消えていく選手をたくさん見てきました」
■中田翔は5年目に24本
高卒5年目といえば、即戦力としてプロ入りする大卒ルーキーと同じ年。実際、長距離砲としてプロで結果を残す高卒野手のほとんどが5年目までにシーズン通算20本塁打以上を記録している。
たとえば、ヤクルトの村上宗隆は2年目に36本、山田哲人は4年目に29本。楽天の浅村栄斗、巨人の中田翔はそれぞれ5年目に27本と24本。元中日の山崎武司のように10年目にして初の20発以上となる39本塁打をマークする例外はあるものの、カブスの鈴木誠也、パイレーツの筒香嘉智、エンゼルスの大谷翔平ら、海を渡った大砲も高卒5年目までにシーズン20本をクリアしている。
全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc072f55527446bc16f26a90542d2350ac9a3a7d