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巨人・原監督の「配置転換」にコーチ陣が戦々恐々 小笠原コーチの評価は上昇
巨人の貧打は助っ人補強では解消できず…原監督の「配置転換」にコーチ陣が戦々恐々
巨人が打てない。
(中略)
巨人の貧打は助っ人補強では打破できないのだ。
そこで浮上しているのが、「コーチ陣の入れ替え」である。一軍の打撃部門は主に金杞泰コーチ(52)、村田修一コーチ(41)が担当。さるチーム関係者がこう言った。
「今季日本ハムから復帰した“ガッツ”こと小笠原コーチ(道大=48)が二軍の打撃担当。昨季まで日本ハムで一軍のヘッドコーチを務めていて、先日は不振で二軍落ちした中田翔を『日本ハム時代から知っている』とマンツーマン指導。復調させて一軍に戻したことで評価は上がっています」
原辰徳監督(63)の常套手段で昨季もやった。交流戦からバッテリーコーチをシャッフル。相川コーチは一軍から三軍、実松コーチは二軍から一軍、加藤コーチは三軍から二軍へ配置転換となった。
前半戦終了後、この配置は元に戻したものの、今度は山口二軍投手コーチと杉内一軍投手コーチの入れ替えなども実施。原監督はこの時、「新鮮な気持ちでいられるのがやっぱり大事。これが緊張感、集中力に必要なこと」と説明していた。ポストシーズン用に10月には阿部二軍監督を一軍作戦コーチとし、二岡三軍監督を二軍監督代行に、石井一軍野手総合コーチを三軍野手コーチに回すなど、1シーズンで計3度の配置転換を行った。
「これがあるから、コーチ陣は戦々恐々としている。常に緊張感を持たせる効果はあるにせよ、それが結果につながらない。昨年の交流戦は負け越して9位に終わったし、後半戦に10連敗もあった。CSはファイナルステージでヤクルトにあえなく敗退。昨季はコーチ陣の配置転換が裏目に出ています」(球界関係者)
それでも原監督の持論は「水も放っておくと、よどんでいく。かき回さないと腐る」だ。現状打破のため、いつもの「人事異動」を断行する日は近そうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40645ab1796b5270b4065cd0e92af6c632e9f99