あわせて読みたい
日本三大桜・『福島の滝桜』は言葉を失うほどの美しさだった!
🌸日本三大桜
福島県の三春滝桜
山梨県の山高神代桜
岐阜県の根尾谷薄墨桜
の3つの巨木の桜のこと🌸
※ご覧の記事は福島県三春町の提供でお送りいたします。
バスガイドさんの案内で全国の名所をめぐる公式生放送『ニコニコバスツアー』。
4月10日(日)の放送では、福島県三春町の旅をお届けしました。
ツアーは、日本三大桜に数えられる「三春滝桜」からスタート。雄大な三春ダム、アニメのミュージアムなどを巡ります。
さらに、「三春城跡」散策、名物グルメを堪能し、最後は幻想的にライトアップされた「夜の滝桜」を堪能するという大満足のツアーとなりました。
この記事では、福島県三春町バスツアーの模様を写真付きでレポートします。
「三春滝桜」からのスタート
バスツアーは青空のもと、樹齢1000年を超える「三春滝桜」の前からスタートです。
本日のバスガイドを務めてくれるのは「つばさ交通」の本田富士子さん。ニックネームは「ふじこちゃん」に決まりました。
今年は「三春滝桜」天然記念物指定100周年のアニバーサリーイヤーということで、三春町PRキャラクター「愛姫(メゴヒメ)」に扮する役場スタッフの大橋さんが番組を盛り上げてくれます。
アニバーサリーイヤーである今年のみ、「三春滝桜」の周囲には、滝桜をぐるりと一周できる遊歩道が設置されています。正面からの美しさはもちろん、樹齢1000年を越える幹の太さ(約11.4m)を様々な角度から確認できます。
「三春ダム」では貴重な内部の様子をご紹介
バスが「三春ダム」に到着すると、全国各地のダムを訪れると無料でもらえる「ダムカード」を頂きました。
ダムカードは公式カードだけでも600種類以上存在するとのこと。基本的には現地へ行かないともらえないため、フルコンプが難しい難易度高めのカードとなっています。
「三春ダム」は福島県のほぼ中央を流れる阿武隈川の右支川である、大滝根川に作られた美しいダムです。さまざまな役割を果たす“多目的ダム”として位置づけられています。
地域の暮らしを潤し、発展につなげていくため、治水対策、水資源確保、水力発電のためだけではなく、観光地化、森林公園の設置など幅広く活用されているそうです。
三春ダムは予約制で貴重なダム内部の見学も行っています。
雄大な景色や、お城をイメージしたダムの造形美を間近で体験することができます。
「三春の里田園生活館」でおやつタイム
バスは次なる目的地、「三春の里田園生活館」に到着します。
「三春の里田園生活館」には、三春で採れた新鮮野菜、自家製油揚げ、お餅、地ビールにスイーツと地域に根差した様々なものが並んでいます。
名産のブルーベリーを活かしたジャム、地元の水、米、“桜の酵母”で作られた「純米大吟醸 三春「一と口(ひとくち)」がオススメだそうです。
茅葺屋根のお食事処へと移動します。
ここでは、ヨモギや大根の葉などを練り込み凍らせた保存食の餅「しみもち」、豆腐と餅を合わせた「とうふもち」を甘辛のタレで頂きます。食感や香りが素晴らしく、スタッフの箸も進みました。
アニメーションミュージアム「福島さくら遊学館」はアニメ制作体験も
次の目的地は、旧桜中学校の校舎を活用したアニメーションミュージアム「福島さくら遊学舎」です。
アニメ制作や、アニメ作品と連動した展覧会に上映会、ワークショップの開催をしています。アニメファンだけでなく、子どもたちや家族連れも楽しく学べる施設になっています。
アニメーションミュージアムでは、アニメ『愛姫MEGOHIME』の複製原画展示や、第1話上映が行われていました。
本作の監督は『機動戦士ガンダムSEED』シリーズなど手掛けた福田己津央さん。監修は『新世紀エヴァンゲリオン』の漫画版連載で知られており、『時をかける少女』『サマーウォーズ』などを多数手掛けている貞本義行さん。
またキャラクターデザインは『100回泣いても変わらないので恋することにした』などの作品を手掛けた新鋭のアラキマリさんが担当しています。
続いて訪れたコーナーは、アニメ作品のアイデアが生まれてから、実際に作品が完成するまでの行程を再現する「アニメ作法」。
ここでは、アニメ製作委員会として携わる業種の多さ、シナリオ会議や作画の現場、CG制作や編集、音入れから納品までがパネルでわかりやすく示されました。
続いて、キャラクターフィギュアの展示エリアです。
ここでは、現在で株式会社ガイナで制作中のアニメ『キャップ革命 ボトルマン』のフィギュアなどが紹介されました。
「福島さくら遊学舎」では企画展示のほか、アニメ制作過程の一つであるトレース体験もできます。
お土産ショップのラインナップも充実しているので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
「高柴デコ屋敷」ひょっとこがスタッフに憑依?
次なる目的地は、三春駒と三春張り子人形の発祥地「高柴デコ屋敷」です。
デコ屋敷が見えてくると、橋本広司民芸の橋本将司さんがダルマのかぶり物「ダルメット」でお出迎えというサプライズが!
「デコ屋敷」という名前は、昔は木で出来た人形のことを「木偶(デク)」と呼んでいたことがなまり「デコ」となったことが由来だそうです。
江戸時代に張り子人形作りがこの地に伝わった頃は、土での人形作りが盛んだったそうです。
三春は紙の産地でもあったため、紙での張り子作りに変わっていったという歴史があります。
展示品の中には、江戸時代に売られていた張り子人形や、文化財に指定されている貴重な木型もありました。
色鮮やかで愛くるしい張り子人形は、以前から子どものおもちゃ、お土産品、魔よけとして重宝されていたそうです。
続いて、張り子のお面をかぶり「ひょっとこ踊り」を体験しました。
三春では5月の終わりに行われるお祭りで、ひょっとこ踊りを披露する習わしがあります。古くからこの地に住む家ごとに役割があり、橋本さんのお宅は「ひょっとこ」の役割になっています。
まずはお手本を見せていただいたのですが、達人・橋本広司さんのパワフルでリズミカルなひょっとこ踊りに圧倒される一同でした。
番組スタッフも見様見真似のひょっとこ踊りに挑むため、恐る恐るひょっとこの張り子面を被ると「ひょっとこ」が憑依したかのようなノリノリダンスに! この展開には、「いいぞww」「憑依したw」とコメントも大盛り上がりでした。
「三春城跡」では三春城VRにスタンプラリー
三春名物のお菓子「おたりまんじゅう」を頂きながら、次なる目的地「三春城跡」を目指します。
眺めの良い三春城跡に到着する頃、あたりはちょうど夕暮れ時。
夕焼けに色づく美しい城下町を一望します。
愛姫が暮らしていた「三春城」はVRで再現されたものを見ることができます。
現地体験型VR 観光アプリ「ストリートミュージアム」を起動し、現地でスマホカメラをかざすと、お城の姿が臨場感たっぷりに楽しめます。
ここでゲストが登場しました。福島の伝統菓子「ゆべし」などを作っている「かんのや」さんです。
かんのやさんからは、翼を広げた鶴の形がモチーフの「家伝ゆべし」や、「焼餅菓子三春駒」といった美味しいお菓子の紹介がありました。
「お食事処ほうろく亭」三春グルメは味もボリュームも最高だった
続いては、美味しい三春グルメが堪能できる「みはる浪漫 八文字屋 お食事処ほうろく亭」に向かいます。
到着すると、早速女将さんが出迎えてくれます。
ほうろく鍋に乗せた、油揚げほうろく焼きの存在感が嬉しい「三春御膳」。
ピーマンの入ったメンチカツ「グルメンチ」が食欲をそそる「名物御膳」。そして、限定メニューの「グルメンチの煮込み重」を頂きます。
ボリューム満点のラインナップでしたが、三春グルメの美味しさにスタッフの箸も勢いよく進みました。
「三春滝桜」ライトアップは言葉を失うほどの美しさ
すっかり日も暮れた三春。
スタート地点の「三春滝桜」へと戻り、滝桜のライトアップを楽しみます。
ここでは、スペシャルゲストとして三春町の坂本浩之町長が登場! 坂本町長の案内でライトアップされた滝桜へと移動します。
滝桜ライトアップ会場へと到着です。
月夜に浮かぶ滝桜の美しさには、言葉を失うほどです。日中の暖かさから、お昼に訪ねた時よりも開花が進んだ滝桜。
遊歩道で近くへと移動すると、色づく桜に包まれているような贅沢な世界が広がります。
会場では地面にインタラクティブな映像を映し出す「グランドマッピング」も行われています。
地面に映し出された桜の花を踏むと花が散っていく様子に、「これ楽しいやつw」「子供がなかなか戻ってこなくなるやつ」とコメントも盛り上がりました。
番組の最後に町長より「是非とも今度は自分の足で観光にお越しいただきたいです!」と挨拶があり、終了となった今回の「ニコニコバスツアー福島県三春町」。
ぜひ福島県三春町に足を運んで観光を楽しんでみてください!