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【韓国悲報】米韓首脳会談が終了。「通貨スワップ」はなし!
ホワイトハウスからも「United States-Republic of Korea Leaders’ Joint Statement」が
出ました。
結論からいえば、「通貨スワップ」への言及はありませんでした。先にご紹介したとおり、金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長が述べたとおりの展開です。
韓国政府、韓国メディアがなんと述べるか分かりませんが、「米韓の為替安定協力」に言及された部分をホワイトハウスの公開文から以下に引用します。
尹大統領とバイデン大統領は、今年10周年を迎えた米韓自由貿易協定(KORUS)が依然として我々の経済関係の基盤であることに同意した。
両大統領は、持続可能な成長と秩序正しく機能する外国為替市場を含む金融の安定を促進するため、外国為替市場の発展について緊密に協議する必要性を認識する。
両首脳は,公正で市場に基づく競争について共通の価値観と本質的な利益を共有し,市場を歪める慣行に対処するために協力することにコミットする。
(後略)
⇒参照・引用元:『White House』公式サイト「United States-Republic of Korea Leaders’ Joint Statement」
両国首脳が「外国為替市場を含む金融の安定を促進するため、外国為替市場の発展について緊密に協議する必要性を認識する」とは書かれていますが、これが何を意味するのかは不明です。
韓国メディアが望んでいた「米韓通貨スワップ」を意味するのかどうかは分かりません。ドル流動性スワップ(韓国側呼称は「通貨スワップ」)は『FRB』(Federal Reserve Boardの略:連邦準備制度理事会)が決めることなので、合衆国政府としては「認識はするけどあとは連銀と相談してちょうだい」と丸投げしたのかもしれません。
しかし、とりあえず尹政権としては外為市場の件(端的にいえばウォン安急伸)で、合衆国政府からこのような言葉を引き出しただけでも成功といえるでしょう。
先にご紹介したとおり、金次長も「通貨スワップという単語が出てこなくてもガッカリするな」と言っていたわけですから。
まあ……とりあえず韓国新政府としては頑張った結果といえるのではないでしょうか。事実としては、とりあえず「通貨スワップ」はありませんでしたけれども。
全文はソースで
https://money1.jp/archives/80846